商品番号:1561531
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
吉祥呼ぶその風の名は…
独特の彩りにハイセンスなデザインのお品を創作されております、
読谷村の工房・真南風(まふえ)。
展示会等でご存知の方も多いかと存じます。
組合に属してない事から自由な時間軸での物作りが可能となり、
南風とともに、宝物を乗せるが如く…
上質なブラタク糸に唯一無二の草木染を用いて素晴らしい作品を生み出しております。
未使用新品では非常に高額で取引されておりますが、
お仕立て上がりにつき、現実的な価格でのご紹介が叶いました。
ご縁を大切に結んでいただければ幸いでございます。
まずはどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
草木染による優しい発色…
クワディーサーに泥、藍、福木などを用いた帯地は、
若葉を思わせる瑞々しい緑、澄んだ水色の濃淡も基調に織りなして。
『うりずん』と銘打たれた通り、大地が潤い、新緑が勢いを増すかのように
帯全体に清涼感をもたらしています。
この絶妙な彩りは草木を2回3回と回数を重ねて染める事で生まれるそう。
必ず2〜3回は重ねるようにしています。
通常の草木染とは色の深み、奥行きが異なります。
織り込まれた手花が立体的に浮かび上がり、
装いに奥行きを添え、色彩は鮮やかでありながら柔らかく
草木染めならではの自然な深みと穏やかさが漂います。
「涼」「風」「光」を帯に映したかのような爽やかさを与え、
自然の恵みを受けて織り上げられた逸品。
世代を超えて愛される一条となることでしょう。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 工房・真南風について 】
沖縄、読谷村にある工房・真南風(まふえ)。
南風が吹くと中国などに貿易に出た商船が戻り未知の織物や財宝が持ち込まれ、縁起が良い事から、
井伊文子さん(最後の琉球国王、尚泰の曾孫。彦根藩主の井伊家に嫁ぐ。歌人。)が命名、題字しました。
元々、読谷村花織事業組合のベテラン織子さん7名が組合から一斉に辞める事になり、
それならと産地問屋が工房を作り、現在まで織子さんらが独立採算制で働いています。
花織がベースですが非組合員であり、組合の検査も無く織子さんが図案から織りまで、本当に良いものを作れる環境が整っています。
現在20名程の織子さんの糸はすべて工房内で染色しており、原料は庭や山から調達します。
例えばクワディーサーであれば葉と皮、幹を分けそれぞれ違う色を生み出し、
その色は過去200色にも及びます。
絹100%
長さ約3.7m
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、行楽など
◆あわせる着物 小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。