商品番号:1561483
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
素材感あふれる、楮の樹皮繊維を用いた
楮布地に味わい深いお柄が織りだされた
特選八寸名古屋帯のご紹介です。
おさえた彩りと帯合わせしやすい意匠構成で
薄手でハリ感がございますので、盛夏、単衣の時期の
カジュアルの帯姿に重宝していただけることでしょう。
【色・柄】
独特のハリのある薄亜麻色の濃淡の帯地に
濃褐色と黒褐色のかすれた杢の表情を込めた
横段に、お太鼓箇所には楕円のお柄が織りだされております。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【楮布(こうぞふ)について】
クワ科の植物である楮(こうぞ)を
原料として作られる織物
別名・太布(たふ)。木綿(ゆう)とも呼ばれる。
古くは木綿の織物をのぞく楮、麻、苧麻、葛等の
植物繊維で織られた布を総称して太布と呼んだ。
近年では楮を原料とした阿波太布が重要無形民俗文化財の
指定を受けたこと等から、
「太布=楮、または藤蔓等から作られた織物」
との認識となっている。
「日本最古の布」と呼ばれるほど歴史が古く、
今でも神道の儀式等には楮布等の植物から
織られた織物による装飾品が数多く使われている。
楮とはクワ科の落葉低木で、
繊維が長く強くしなやかなのが特徴で、
日本では木綿(綿花)の生産が始まるまで
楮等による織物の生産がされてきた。
雪上にて数日間晒した楮を、蒸し上げて柔らかくしてから
樹皮を丁寧にはぎ、手績みした糸を手織によって織り上げる。
楮100%
長さ約3.8m(長尺・お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 6月から9月(単衣~盛夏)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お稽古、芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 単衣、夏物の小紋、夏紬、上布、自然布のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。