商品番号:1561397
(税込)
【 仕入担当 竹中より 】
大人の女性の美を彩る素敵な一条…
フォーマルシーンに重宝いただける
両面袋帯のご紹介です。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに締め跡、たたみジワがある程度で、
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
格調高い金銀糸をふんだんに織り込み、
雄大に枝を伸ばす大王松を描いた袋帯でございます。
金銀箔の艶やかな光沢が、力強さと気品を兼ね備えた意匠を際立たせ、
晴れやかな席にふさわしい格別の華やぎを添えています。
もう一方の面には、やわらかな淡彩の段替りに
折り鶴の地紋のように浮かべ、静謐な美しさを表現。
鶴は長寿や吉祥を象徴する縁起の良い文様であり、
上品で穏やかな表情を帯に宿しています。
堂々とした華やかさと、しっとりとした上品さ――
両面で異なる趣を楽しめるのが、この帯の大きな魅力。
訪問着や色無地、付下げと合わせて慶事や式典にふさわしく、
また格を保ちながらも控えめな面を活かせば、
お茶席や改まったお集まりにもお召しいただけます。
是非お手元でご愛用頂けましたら幸いです。
一本で多彩な装いを叶える、まさに重宝な袋帯でございます。
【 田中伝機業店について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.650
1929年(昭和4年)創業
創業者 初代 田中伝吉
長い歴史を持つ西陣織の伝統を守りながら、
敷居が高く手を出しにくいというイメージを
アップデート、『西陣織をより多くの方に
気軽に楽しんで頂ける未来』を目標にものづくりを
つづけている。
製織されている帯の特徴として、基本的に
全通織、リバーシブルのものが多数を占め
洒落小紋から紬、木綿、浴衣まで気軽に
その日の気分によって両面活用できるよう
デザインされている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.5m
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴、お付き添い、パーティー、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる着物 留袖、訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。