商品番号:1561080
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
証紙類は付属しておりませんが、絣と地風より
本場琉球かすりかと存じ上げます。
独特の絣柄に杢(ムディ)の込められた
間道が織りだされた落ち着いた彩りのお品。
深みのある地色に、琉球かすりならではのデザイン、
2色(赤と白など)の糸を一本に撚り合わせた
杢糸(ムディー)を縞の中に込めた表情豊かな
仕上がりで、カジュアルシーンにご年齢を問わず、
流行り廃りなく御召いただけるお品。
同じ琉球の染織品の帯などとのコーディネートで
こだわりのカジュアルスタイルをお楽しみ頂ける事でしょう。
【 お色柄 】
フシがところどころ顔を覗かせる程よく
厚みのある柔らかい地風の藍鼠の紬地に、
留紺、薄白水、グレーの配色で琉球かすり
独特の絣柄、白黒の杢糸を込めたムディの
間道縞が織りだされております。
【 商品の状態 】
着用済みのお品として仕入れてまいりました。
うっすらと着用シワ、たたみジワがございます。
また、袖口や袂付近に画像のようなシミが
点在しております。
(※画像の黄色矢印の幅は1cmです。)
リユース品ならではのお値打ち価格でお届けいたしますので、
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 杢(ムディ)について 】
もともとは首里絣の手縞や綾の中に見られる技法。
2色(赤と白など)の糸を一本に撚り合わせた
杢糸(ムディー)を経・緯糸の縞・格子の中に
配列する。
【 琉球かすりについて 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1983年4月27日指定)
生産地:沖縄県南風原町
生産数は年間3000反以上(帯含む)
※伝統的工芸品に指定されている
織物の中ではトップクラスの生産反数を誇る。
主に絹糸を使用した平織の織物で、糸の染色には
草木を原料とした染料のほか化学染料等が用いられる。
元々は泥藍で染めた木綿絣が原点で、現在では絹糸が
主流となり、生糸、玉糸、真綿のつむぎ糸、麻糸から
毛糸といった様々な糸が用いられている。
特に特殊な撚りをかけた壁糸を使うカベ上布は夏物の定番。
図案は琉球王府の御絵図帳(みえずちょう)に収蔵されており、
古くは手形(発注書のようなもの)の形で添付され
製織されていた。
植物、動物、生活用品などがモチーフで、ひとつひとつの
図柄に意味を持ち、種類は600種にもおよぶ。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
◆八掛の色:青・無地
◆掛衿丈が47cm(1尺2寸4分)と短いお品です。
※標準の掛衿丈は1尺3寸~1尺3寸5分(49cmから51cm)です。
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
身丈(背より) | 155.5cm (適応身長160.5cm~150.5cm) (4尺1寸1分) |
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裄丈 | 63.5cm(1尺6寸8分) |
袖巾 | 32.5cm(0尺8寸6分) |
袖丈 | 48cm(1尺2寸7分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69.5cm(1尺8寸3分) 袖巾35.5cm(9寸4分) 袖丈50cm(1尺3寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向きのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。