商品番号:1560768
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
淡く穏やかな地色と軽やかな絹地の風合い…
そのバランスの良さに惹かれて仕入れて参りました!
シンプルなデザインの一枚ですので、
夏にご着用の機会がおありの方は重宝頂けることでしょう。
また、透け感も控えめですので
暑い日が続く昨今の気候を考えると、単衣の季節にも存分にご活用頂けます。
どうぞ末永くお手元でご愛用頂けましたら幸いでございます。
【色・柄】
生地には、スッとさり気ない透け目を浮かべた
正絹竪絽地を用いました。
サラリとした手触りで、染め色を美しく発色する上質絹地です。
意匠には、一面に藤色の濃淡を込めた「ぼかし間道」模様を表しました。
夏のカジュアルに重宝頂ける、シンプルで上品な一枚です。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 菱健について 】
1949年(昭和24年)設立
創業者 初代古川健三
菱健という屋号は、吉友商店の屋号「菱友」の
菱と初代・古川健三の健を取って名づけられた。
「本流にこだわる」を基本理念に、京都に在籍する
無名の伝統工芸士や職人が持つ「ハンドメイドの味」を
活かし、きものに表現するものづくりをしている。
菱健の『桐壷』ブランドは業界内外問わず有名。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100% 縫製:手縫い
居敷当て付無し、背伏せ無し
「桐枝丸」の縫い紋が入っています。(刺繍糸:藤紫色)
身丈(背より) | 156cm (適応身長161cm~151cm) (4尺1寸2分) |
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裄丈 | 65cm(1尺7寸2分) |
袖巾 | 32.5cm(0尺8寸6分) |
袖丈 | 49.2cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 25cm(6寸6分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 6月~9月(単衣から盛夏)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン お出かけ、お食事、街着、ショッピングなど。
◆あわせる帯 洒落ものの袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。