商品番号:1560383
(税込)
【仕入れ担当 竹中より】
なんとも素晴らしい帯が入荷しました
証紙などはございませんが
間違いなく ご存知【帯屋捨松】の手織りすくい袋帯です
現在ではコストが高くなりすぎるため
ここまでの作品は織られていないようです
リサイクルならではの一期一会
ぜひ御覧下さいませ!
【商品の状態】
仕立てあがり中古品として仕入れました
締め跡もわずかな おおむね美品でございます。
【お色柄】
1854年創業以来、実に約170年間、西陣帯ひとすじにかけ、
その妥協のない物作りの姿勢は、
キモノ通の方には定評のある人気ブランドの機屋さんです。
≪手織り≫のお品はとりわけ入手困難な逸品。
中でも特にすくい織りのお品は専門店さんが
メインのルートになりますので、めったとご紹介がございません、
まさに通好みの表情、ぜひともご堪能ください。
手織りの風合い溢れる触れてわかる柔らかさ、軽くてざっくりとした紬地。
白緑濃淡の先染めぼかしのその地に
お太鼓柄にて すくいの技法で
太箔やラメ箔を綾なしながら
エキゾチックな唐花模様を
捨松独特の意匠表現にて織り上げました
実にセンスあふれる意匠。
落ち着いた色彩にて、浮かび上がる意匠が奥へ、
前へと奥行きを感じさせる丁寧に織り上がりでございます。
帯屋捨松ならではの独特のセンス。
これぞ手織りならではのこだわり!
細部へのこだわり、計算された意匠構成に際立つ洒落感が見事です。
図案から糸の選定・織りに至るまで一貫して、
今なおしっかりと、西陣の真ん中にて妥協を許さずに進められる、
織りの匠のものづくりの精神を。
その品質は、絶対のもの。
機そのものにも、その都度改良を加えてゆくと聞きます。
そしてその意匠センスにも、絶対の自信をもって世に送り出されておられます。
本作は、創作点数もかなり限られる、ごくごくわずかな特選クラス。
そのあたりに出回っているようなものでものございません。
思わずため息こぼれるほどの、最高のお洒落帯をご堪能くださいませ。
何卒よろしくお願い申し上げます。
【 帯屋捨松について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.48
安政(1854年〜1859年)年間創業
1955年(昭和30年)代に七代目社長の木村博之の父
木村弥次郎が、図案家であり、織匠、染色家でも
あった徳田義三に弟子入り、1978年に独立。
徳田氏から受け継いだ感性と精神を今に生かし
起こしたオリジナルの図案を元に、常に高い
技術を保持し、よりよい品質と高い文化性を持った
帯を製織している。
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約4.45
帯屋捨松謹製
柄付 太鼓柄 前腹 関西腹
◆最適な着用時期 袷・秋単衣
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、稽古事、街着、カジュアルパーティーなど
◆あわせる着物 お洒落訪問着、力ある織のお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。