商品番号:1560320
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
精緻な絣合わせによって、細やかな点と線が織り成す独特な
意匠の本場大島紬をご紹介致します!
シャッシャッという大島特有の絹鳴り、
さらりと肌に軽い着心地は一度手を通されるとやみつきになることでしょう。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに着用跡、たたみジワがある程度で、
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
※胴裏に画像のような黄変が出ています。
ご着用の際には、見えないところです。
【 お色柄 】
朽葉色を基調とした落ち着きのある地に、
細やかな絣が織り成すさざ波のような意匠が広がる、
大島7マルキ一元でございます。
緻密な点と線が重なり合い、まるで水面に揺らめく波紋のように陰影を描き出す景色は、
大島紬ならではの高度な絣合わせの妙。
角度によってさりげない光沢が浮かび上がり、しっとりとした風格を漂わせます。
7マルキ一元の織りは、経糸・緯糸ともに総絣で構成された精緻な技法。
緻密さと柔らかな地風を兼ね備え、着る人を包み込むようなしなやかさを感じさせます。
落ち着いた朽葉色の色調は、年齢を問わずお召しいただける大人の気品を備え、
帯合わせによってシックにも華やかにも表情を変える一枚。
観劇やお食事会などのお洒落着としてはもちろん、
格ある帯を添えれば改まった場にも映える逸品です。
是非、お手元でご愛用頂けましたら幸いです。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% 縫製:手縫い
八掛の色:赤白橡色
※撥衿仕立てです。
※高島屋お誂えです。
身丈(背より) | 157cm (適応身長162cm~152cm) (4尺1寸4分) |
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裄丈 | 69cm(1尺8寸2分) |
袖巾 | 34.5cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 51cm(1尺3寸5分) |
前巾 | 25.1cm(6寸6分) |
後巾 | 30.8cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、芸術鑑賞、女子会、街着、ランチ、趣味のお集まりなど
◆あわせる帯 九寸帯、八寸帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。