【藤娘きぬたや】
特選絞り染め訪問着
「鹿子絞り・道長に麗菊」◇身丈156.3　裄64

【仕入れ担当　竹中より】
証紙などございませんが
絞りの最高峰【藤娘きぬたや】さんのお品として
仕入れています

味わい深い絞り染めの、その仕上がりをご堪能くださいませ。


【商品の状態】
リサイクル品として仕入れましたが
大切に保存されていたのでしょう
美品でございます
すぐにお召し頂ける状態です

【お色柄】

糸の括り方、染めのほどこしによって、
全く同じものは作ることのできない絞りのおきもの。
すべてが気の遠くなるような手仕事の結晶は職人の一瞬の感性によって生み出されます。

世界にこの風合はこの作品まさに一点だけのものです。
どうぞ大人のお洒落心溢れる個性をじっくりとご堪能くださいませ。

本作は「鹿子絞り」によって柄を表した作品です。
一面に凹凸が浮かぶ、味わいのある染め上がりが魅力的…

光沢も感じるような上質絹地は、そっと紗綾形に草花の地紋を浮かべた紋綸子地。

淡い橙に疋田模様を敷つめ
意匠には道長取にて優彩にはなやぐ菊の花葉や水仙の花模様が
可憐に浮かび上がります

絞り染ならではの凹凸が、エレガント着姿の中にそっと浮かび上がります。

明らかに他のものとは一線を画する、絞り表現の贅沢で上品な美しさ…
さり気ない上質を愛する大人の女性に心からオススメ致します。
どうぞお見逃しなく、素敵にご愛用くださいませ。

【　藤娘　きぬたやについて　】
1947年（昭和22年）創立

高級呉服、特に高級しぼりの自社製造を行い、
『藤娘』の商標で全国の有名呉服店、百貨店、
及び卸売問屋に販売網を持つ、しぼり製品のトップメーカー。
創作品の中には、ニューヨーク・メトロポリタン美術館に
永久収蔵されているものもある。

絞り染の他に、名古屋友禅や刺繍による作品も手がける。
疋田絞りの多くは45建が多く、1尺5分(約40cm)の幅に
45粒の絞りが施されるが、きぬたやの45建は47粒が基準。
更に江戸期に存在したという本疋田60建を十数年の
歳月をかけ復元、その技術を持つ絞り職人養成にも成功。
伊藤嘉秋氏は、不可能とされた本疋田70建にも成功した。
きぬたやの本疋田絞りは、通常の本疋田が一粒あたり
8回絹糸で括るところを12回括ることによって
一粒一粒の白場が多く、中心の点が針のように
尖っている。

バイヤー
竹中 浩一

090-4761-5225

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。