商品番号:1560056
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
近年織り上げがどんどん減少している、
本場黄八丈の中でも特に人気の黒八丈・綾織の逸品に、
重要無形文化財「木版摺り更紗」保持者として認定される鈴田滋人氏のご子息、
日本工芸会正会員準会員の鈴田清人氏による作品を合わせました。
綾織の中でも【 杉綾(すぎあや) 】と呼ばれる技法で
製織された珍しい一品に、
映えるお色使いで表現された、木版摺独特の表情…
これぞまさに唯一無二。
最高クラスの洒落姿をお約束いたします。
お着物はお仕立て時には問題ない程度の訳あり品で、
セットならではのお値打ち価格でご紹介しますので
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
≪着物≫
商品番号:1516655
お楽しみ価格
お色は椎の木と泥染めを用いた黒をベースに、
杉綾らしい魚の骨のようなヘリンボーンの織で
構成された地紋に、横段のお柄が織り描き出されております。
≪帯≫
商品番号:1495826
通常価格:880,000円(税込)
絹地には、鈴田滋人氏から受け継いだ清人氏独自の感性が存分に表現されています。
明るい黄色を基調として、ぬくもりのある木版のラインに
愛らしい桜色の濃淡た薄茶色、鶯色などを重ね
「陽華」と銘打たれた可憐な花模様が表現されています。
何度も何度も、繰り返し型を押して柄を染めていく工程は、
全身の体重を掛けて行われます。
【 お着物の状態 】
アウトレット品として入荷いたしました。
お誂えには大きくは問題ございませんが
生地の耳より約0.5cm付近に画像のような
縦方向の生地傷がございます。
(裄が73cm迄でしたら特に問題なく、また最長裄丈の
74cmの方でも裁ち合わせによっては内側にかくれる箇所に
なるかと存じ上げます。)
【 黄八丈について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1977年10月14日指定)
八丈島に伝わる草木染めの絹織物
その歴史は古く800年以前から納税品として納められ、
八丈島の名は「八丈織」から取られたとも言われる。
現在では後継者が少なく、黄八丈技術保存会が発足され
その技術者の保護にあたっている。
代表格である黄色の黄八丈の他に、黒を主にした
「黒八丈」、樺色を主とした「鳶八丈(とびはちじょう)」
がある。「ふしづけ」や「あくつけ」、「泥つけ」と
呼ばれる染めが特徴的で、糸染めに使う色は八丈刈安
(学名:コブナグサ)の黄、マダミ(学名:タブの木)の樺、
椎の木と泥染めを用いた黒の三色が主だった色で、八丈島の
厳しい自然の中で得られる染料が三色に限られた事に由来する。
製織には地機(じばた)が使われたが、現在はほぼ
高機(たかはた)による製織である。
伝統的な技術・技法
・先染めの平織り又は綾織りとする。
・よこ糸の打ち込みには、手投げ杼(てなげひ)を用いる。
・染色は、手作業による浸染とする。
※この場合において、染料は、コブナグサ、タブノキ又は
シイを原料とする植物性染料とし、媒染剤は木炭又は泥土とする。
他の地方で織られた類似品に米沢八丈、秋田八丈がある。
孤島で織られる着物好きの終着点。
【着物】
絹100%
長さ約12.7m
内巾:約39cm(最長裄丈約74cm 袖巾肩巾37cm)
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
【帯】
絹100% 長さ約3.7~3.9m(お仕立て上がり時)
長さの指定がある場合は、必ずご指定くださいませ。
白生地には、紋織ちりめん地を用いております。
おすすめ帯芯:突起毛綿芯 ◇お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、女子会、街着など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)