商品番号:1559590
(税込)
【仕入れ担当 田渕より】
はだざわりの心地よい…
御召ならではのしなやかでふっくらとした風合い。
今、着物雑誌や高級呉服専門店などで見直されている先染めお召しのきもの姿。
紬や小紋ほどカジュアルすぎず、染め訪問着ほどの格式張らず…。
ホテルやレストランなどでのお食事、華やかなパーティーにも帯合わせ次第で。
もちろん、ちょっとしたお出かけにも名古屋帯を合わせて。
現代のお着物シーンにマッチしたその上品な仕上がり。
実は、一番着用シーンの多いお着物かもしれません。
大人の趣味性かおるその風情。
お目に留まりましたらお見逃しのないようご覧くださいませ。
【お色柄】
上品な灰桜色を基調した御召地。
トルコの伝統模様・チューリップをモチーフにした
唐花模様が織りだされました。
御召特有の軽やかでシャラリとした手触りで、
上質な着心地をご実感いただけることでしょう。
モダンかつ洗練された印象で織りなされました。
しっかりとした生地質に肌にふわりと添う感触が、
御召ファンの方を魅了してやまない独特の感性。
コーディネートで楽しんでいただきやすい一枚。
是非お手元にてご堪能くださいませ。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
◆八掛の色:山吹色
※パールトーン加工済み
身丈(背より) | 157.5cm (適応身長162.5cm~152.5cm) (4尺1寸6分) |
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裄丈 | 69cm(1尺8寸2分) |
袖巾 | 34.5cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 23cm(6寸1分) |
後巾 | 29cm(7寸7分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈73.5cm(1尺9寸4分) 袖巾36cm(9寸5分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、女子会、街着、お稽古など
◆あわせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。