商品番号:1559214
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
夏の麻素材を用いて織りだされた織物の…
最高級品に冠せられる『上布』の文字。
シンプルに重宝いただきやすい能登上布着尺のご紹介です!
現在では山崎さん一件だけとなりましたが
石川県鹿島町(現在:中能登町)で織られた本麻上布です
現在の能登上布の名前で流通しているものと同格のお品と思われます。
今回は、呉服屋さんの店じまい品として仕入れてまいりました。
今となっては見かけない表情の能登上布です。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
空蝉に例えられるシャリ感ある地風。
地色は涼しげな印象の白色で、
一面に細やかな絣模様が織りなされました。
肌に、サラリ。
例えば道端でふと足を止めた瞬間に、すうっと風が体を通り抜けてゆく感覚。
麻ならではの、特別な味わい…
いついつまでも飽きのこない定番の一品は、
毎年夏が来る毎に、季節を告げるひと品となることでしょう。
【 商品の状態 】
巻き終わりから80cmほどの箇所に画像のような織難があり、
画像のような汚れが数個所ございます。
お仕立てご依頼時には汚れ箇所を出来る限り綺麗にお直しいたします。
【 能登上布について 】
石川県無形文化財指定
越後、宮古に並ぶ日本の三大上布のひとつ。
約2000年前に崇神天皇の皇女が中能登地方で
機織りを教えたことが能登上布の起源とされる。
昭和初期の最盛期、織元の数は120軒以上になり
麻織物の県生産量が日本一となったが、戦後の
ライフスタイルの変化とともに着物離れが進み、
現在は山崎麻織物工房が能登上布唯一の織元である。
原料の麻は一般的なリネンではなくラミー(苧麻)。
手織りの麻の素材感、他地方にはない能登独自手染の
押捺染、ロール捺染と呼ばれる職人技術から生まれる
染めにじみが少なく緻密で、能登の風土を映した
すっきりとした絣模様が、ひんやり涼しい風合い、
「蝉の羽」のような透け感や軽さ、丈夫さ、シャリ感、
光沢感、張り感が特徴。
絣柄の多くは幾何柄模様の十字絣を始めとする
複雑な経緯絣で構成されている。
麻100%
長さ約m、内巾cm(最大裄丈約cm、最大袖巾約cm)
◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 夏の洒落袋帯、名古屋帯、上布、自然布の帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
特殊地入れ11,000円+麻衿裏6,600円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
・ポリエステル糸でのお仕立てとなります。
絹糸での縫製ご希望の場合は、その旨必ずご指示下さい。
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)