商品番号:1558026
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
緻密に、そして重厚に織りなされた一条には、
時代を超えて愛される美意識と、西陣の技術力の粋が宿っています。
美しいキモノやきものサロンでおなじみ、
永井織物は永治屋清左衛門より、最高級の唐織袋帯を仕入れて参りました。
織物としての力強さと、文様の柔らかさが絶妙に調和した一本は、
まさに“美”という言葉にふさわしい存在感を放ちます。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
さらりとしてしなやかな質感の帯地はシックな葡萄鼠色。
お太鼓に織りなされたのは、葡萄唐草の意匠。
地に映える緯糸使いにてふうわりと表現しております。
浮かび立つような気品。
一目でその意匠の余韻を残す、実に印象的なデザインです。
合わせるおきものも、訪問着から付下げ、色無地などと幅広く、
風雅な優しい帯姿を心ゆくまでお楽しみいただきたく思います。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 永治屋清左衛門(永井織物)について 】
初代 永井兵治郎が江戸時代後期の文化年間、
京都府北部の丹後地方にて生糸問屋として創業。
現在は七代・永治屋清左衛門氏(永井幸三郎氏)が
染織技法として例のない独自の作風で、先染縮緬や
唐織訪問着を制作発表され高い評価を受けている。
清左衛門の起こりは糸問屋から始まったということもあり、
特に創作品の基本たる『糸』への強いこだわりを持ち、
使用する糸は、世界最高峰の糸メーカー、ブラタク社の
糸を元に、撚糸を加えた「清左衛門クオリティ」と
呼ばれるオリジナルの生糸をおしみなく使用。
世界中の糸を検査したどり着いたその生糸から
絹糸をつくる工程においても従来の方法では
満足いくものができず、自社工場を建て、
使用する機械自体もつくりあげた。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
耳の縫製:袋縫い
お太鼓柄
※ガード加工済み
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
◆合わせる帯 付下げ、色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。