商品番号:1557367
(税込)
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【 仕入担当 竹中より 】
薄物紬の中でもご紹介の少ない、夏牛首紬をご紹介いたします。
ほのかな透け感の地風は、単衣にもお召いただけるでしょう。
目にも心地も軽やかで涼しい、贅沢な逸品。
お目に留まりましたら、この機会にご愛用頂けましたら幸いです。
まずはどうぞご覧くださいませ。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに着用跡、たたみジワがある程度で、
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
※袖口に画像のような変色がございます。
【 お色柄 】
日本の三大紬、大島・結城・牛首。
そのなかでも、年間生産量が一番少ないものが牛首紬です。
双子の蚕(玉繭)から取れる希少な糸だけ用いますため、
年間9万反の大島に対して、牛首紬は年間何百反と言われております。
しなやかで強くシワになりにくく、
かつ独特の地風と光沢の素晴らしい風合いの耐久性に優れた牛首紬は、
釘にかけても破れないほど丈夫と言い伝えられておりますので、別名「釘抜紬」とも呼ばれます。
今回ご紹介のお品は、その牛首紬の夏物。
涼やかな風を感じる、程よい透け感の地。
本当に軽やかで、暑い夏にサラリとお召し頂ける地風が魅力的です。
ところどころに牛首ならではの節感が味わいを見せます・・・
水色に染められ、白の横ラインを駆使して蔦葉文様を表しました。
最小限のいろどりがかえって味わい深く、飽きのこない夏の装いを
楽しみいただける1点です。
シンプルながらも着姿にリズムをあたえて、豊かな表情を生み出すお品。
すっきりと、風趣な華やぎの佇まいに仕上がりました。
心を込めて織り上げられる一反一反。
絹織物と紬織物との両面をあわせもった気品ある独特の風合い。
ただでさえ少ない夏牛首で、センスの良いものを探そうと思うと大変です。
やさしく風を通し肌をすり抜ける風合いを存分にお楽しみくださいませ。
この機会、どうぞお見逃しなくお願いいたします。
絹100% 縫製:手縫い
※牛首紬生産振興協同組合の証紙、
白山工房オリジナルの証紙が付いております。
※背伏せあり、居敷あてあり
身丈(背より) | 159cm (適応身長164cm~154cm) (4尺2寸0分) |
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裄丈 | 66.5cm(1尺7寸6分) |
袖巾 | 34.3cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 25cm(6寸6分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈67.5cm(1尺7寸8分) 袖巾34.3cm(9寸1分) 袖丈51.5cm(1尺3寸6分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 5月下旬から9月の単衣と盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン 観劇、芸術鑑賞、ホテルランチ、お稽古事、行楽 など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯、兵児帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。