商品番号:1556888
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
極上の風合いにシンプルかつ
ハイセンスな表情が魅力的な柳条御召のご紹介です!
一度は途絶えた技法ですが、過去の資料をもとに
京都西陣により復活させた珍しい御召です。
男女の区別なく、また年齢を問わず、粋なきものとして愛されています
当時は「縞御召」や「柳条(しま)縮緬」と呼ばれており、
色彩も茶系統、鼠系統、藍系統と、
質素な渋いものが多く創作されておりましたが、
昨今では定番のお色の他にも、本品のような色合いのお品も製作されております。
弊社展示会などでご覧いただいた方も
いらっしゃるかと存じます。
反物は展示会などの限られた場所でしかご紹介できませんでした。
今回は西陣の名門【 勝山織物 】のハイセンスな袋帯とのコーディネートセットをご紹介。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
[着物]
上品な白に水色や藤色の揺らぎの縦縞模様。
風情あるなかにも、ステキな魅力あるひと品です。
やや畝が感じられる、ギュギュッと緻密に織り上げられた絹布の味わい…
ちょっとしたお集まりや観劇など、様々な場面で重宝いただけ、
シンプルなお色柄ですので、末永くお召し頂ける一枚かと存じます。
[帯]
柔らかなオフホワイトの節感の少ない紬地に、
まるで墨描きのように、風趣な丸文に花意匠を織りあらわしたおひとつ。
シンプルでいて高い創作性を感じさせてくれる創作品でございます。
侘びさびの心感じられるような…
シンプルなようで奥深い織り上がりは、
名門ならではのハイセンスな感性によって、洒落味豊かに上げられております。
【 状態について 】
中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちにお召しくださいませ!
【 勝山織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.93
1891年(明治24年)創業
初代勝山又吉氏が、呉服商を始めたのが発祥。
二代目より、家内工業的に帯を作り始め、
三代目の実夫氏が家業を継ぎ、勝山機業店となる。
四代目の勝山嘉夫氏がその意志を引き継ぎ、
周山に工房を設立。
「手機で帯を織る」という、自らが職人だった
先代の頃と同じやり方のモノ作りを開始。
現在五代目勝山健史氏が今も当時とかわることない
モノ作りの姿勢を貫いている。
【 西陣御召について 】
特許庁地域団体商標登録(2007年3月)
京都市西陣地域に由来する製法により
京都市及びその周辺地域で生産された
先練り・先染めの糸を用いた御召縮緬織物
「御召機(おめしばた)」という専用の織機を用い
緯糸に御召緯(生糸を精練し先染めを行い
強い撚りをかけた強撚糸)を用いて織りあげた後、
湯に通して糊を落とし、幅を整えて仕上げる。
丁度小紋と紬の中間にあたる格の着物で、
男物の無地御召の場合は一つ紋を入れると茶席や
フォーマルなど略礼装として活用される。
御召も縮緬の生地比べると強撚糸を用いた
御召は湿気に弱く縮みやすいこともあるので、
取り扱いには注意が必要(ガード加工の推奨)。
現在では御召緯を使用しなくとも
西陣で織られた先染めの着物を「西陣御召」と呼ぶ。
[着物]
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
居敷当てあり・背伏せあり
絽の衿裏がついております。
[帯]
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.35m(短尺)
柄付け:六ツ柄
本袋帯
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
身丈(背より) | 160cm (適応身長165cm~155cm) (4尺2寸2分) |
---|---|
裄丈 | 69cm(1尺8寸2分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49.2cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 23cm(6寸1分) |
後巾 | 27.5cm(7寸3分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 9月~10月前半、5月後半~6月の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン パーティー、お付き添い、音楽鑑賞、観劇、お食事会、趣味のお集まりなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。