商品番号:1554078
【 仕入れ担当 中村より 】
極上の風合いにシンプルかつ
ハイセンスな表情が魅力的な柳条御召のご紹介です!
一度は途絶えた技法ですが、過去の資料をもとに
京都西陣により復活させた珍しい御召です。
男女の区別なく、また年齢を問わず、粋なきものとして愛されています
当時は「縞御召」や「柳条(しま)縮緬」と呼ばれており、
色彩も茶系統、鼠系統、藍系統と、
質素な渋いものが多く創作されておりましたが、
昨今では定番のお色の他にも、本品のような色合いのお品も製作されております。
弊社展示会などでご覧いただいた方も
いらっしゃるかと存じます。
反物は展示会などの限られた場所でしかご紹介できませんでした。
今回はお仕立て上がりでお値打ちにご紹介が叶いましたので
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
上品な絹鼠色に白鼠色や白色の揺らぎの縦縞模様。
風情あるなかにも、ステキな魅力あるひと品です。
やや畝が感じられる、ギュギュッと緻密に織り上げられた絹布の味わい…
ちょっとしたお集まりや観劇など、様々な場面で重宝いただけ、
シンプルなお色柄ですので、末永くお召し頂ける一枚かと存じます。
【 状態について 】
中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちにお召しくださいませ!
【 西陣御召について 】
特許庁地域団体商標登録(2007年3月)
京都市西陣地域に由来する製法により
京都市及びその周辺地域で生産された
先練り・先染めの糸を用いた御召縮緬織物
「御召機(おめしばた)」という専用の織機を用い
緯糸に御召緯(生糸を精練し先染めを行い
強い撚りをかけた強撚糸)を用いて織りあげた後、
湯に通して糊を落とし、幅を整えて仕上げる。
丁度小紋と紬の中間にあたる格の着物で、
男物の無地御召の場合は一つ紋を入れると茶席や
フォーマルなど略礼装として活用される。
御召も縮緬の生地比べると強撚糸を用いた
御召は湿気に弱く縮みやすいこともあるので、
取り扱いには注意が必要(ガード加工の推奨)。
現在では御召緯を使用しなくとも
西陣で織られた先染めの着物を「西陣御召」と呼ぶ。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
居敷当てあり・背伏せあり
絽の衿裏がついております。
身丈(背より) | 162cm (適応身長167cm~157cm) (4尺2寸8分) |
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裄丈 | 69cm(1尺8寸2分) |
袖巾 | 34.5cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 49.2cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 22.5cm(5寸9分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈72cm(1尺9寸0分) 袖巾36cm(9寸5分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 9月~10月前半、5月後半~6月の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン パーティー、お付き添い、音楽鑑賞、観劇、お食事会、趣味のお集まりなど
◆あわせる帯 袋帯、九寸名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。