商品番号:1556460
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
盛夏に風をまとう贅沢。
越後の地に受け継がれる小千谷縮は、ただの麻ではなく、
暮らしの知恵と美意識が織り込まれた工芸そのものです。
強い日差しをやわらげる軽やかさ、肌に心地よく寄り添うしなやかさ、
そして何より、品のある涼感が装いに格を添えます。
普段着でありながら、目を惹く粋な表情。
今も昔も愛され続ける、その理由がここにあります。
この機会にお手元でお確かめ下さいませ。
【 お色柄 】
夏の涼感。
涼やかで素材感ある、黒色の地。
ちぢみならではのシボとあいまって、
本当に美しい透明感をかもし出しております。
その地にはごく細やかな白の縞がリズムを刻むように走る、粋な縞模様を織りなして。
縞の幅は均一ではなく、ゆるやかに強弱がつけられ、動きと奥行きを感じさせる構成。
視覚的な涼しさと引き締まった印象を併せ持ち、着姿にキリリとした気配を与えます。
上質を知る方の日常に…
受け継がれてきた麻布に宿る粋と風雅を、纏うひとときの歓びをご堪能下さいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 小千谷縮について 】
新潟県小千谷市周辺を生産地とする
苧麻を使った麻織物。
江戸時代初期、播麿明石藩士だった
堀次郎将俊(明石次郎)が絹織物の
明石縮の技法を応用し越後麻布の改良に成功、
魚沼地方に広めた。
当時は「越後縮」と呼ばれていた。
撚りが強い緯糸で織った布を湯もみする事で
「しぼ」を出した織物で、国の重要無形文化財の
指定要項にそったもの(本製小千谷縮)が
南魚沼市を生産地とする越後上布と共に
国の重要無形文化財に指定、ユネスコの
無形文化遺産に登録されている。
表:麻100% 裏:絹 (縫製:手縫い)
※居敷当無し、背伏せ付き、衿裏は引き紐の付いたお仕立てです。
身丈(背より) | 157cm (適応身長162cm~152cm) (4尺1寸4分) |
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裄丈 | 67.5cm(1尺7寸8分) |
袖巾 | 34.5cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 26cm(6寸9分) |
後巾 | 32cm(8寸4分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈71.5cm(1尺8寸9分) 袖巾36.5cm(9寸6分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、街歩き、お食事、行楽など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。