商品番号:1556260
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
手織機のみを数十台所有されている伊那紬随一の工房、
信州伊那谷、長野県駒ヶ根市にある【 久保田織染 】より
草木染の彩りが味わい深いシンプルなお柄付けの
特選伊那紬九寸名古屋帯のご紹介です。
コーディネートしやすい段暈しのお柄で
小紋や紬などのお着物にあわせて気軽な
カジュアルシーンに末永く重宝して頂けることでしょう。
【 お色柄 】
やや厚みのある、ふっくらとした地風の白茶と
黒紺の混色の紬地に、縹と黒紺、アイボリーの濃淡の配色で、
段暈しがお太鼓柄にて表現されております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かにたたみジワがある程度で、すぐに
お使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 久保田織染工業について 】
1910年(明治43年)創業
伝統工芸品である伊那紬を国内で唯一製造する織元。
糸作りから染め、機織りまで一貫して製造。
アルプスを望む自然豊かな駒ヶ根市で育った
草木に、現在は化学染料も併用しながら
多彩な色彩を表現。
伊那紬独自の色柄を設計するのは伝統工芸士の
3代目と若き4代目が行っており、古典はもちろん
メディアに起用されるデザインを提案し、
伝統を守りながらも伊那紬の可能性を追求、
織り続けている。
【 伊那紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
※信州紬(上田紬・飯田紬・松本紬など
県内の様々な紬を一括しての指定)
『飯田紬(いいだつむぎ)』や『上田紬』とならぶ
長野県で生産されている信州紬の1つ。
2匹の蚕が一緒に作る玉繭(たままゆ)の糸、
絹糸腺(けんしせん・絹糸の元となる液状絹を
生成、分泌する器官)を酸で溶かした
天蚕糸(てぐすいと)という白色透明の糸、
繭を煮込んで手で引き延ばした真綿などを使用。
自然の染料で染めた、草木染めの色が美しい
糸を高機(たかはた)を使って手織する。
1970年代には県内に120軒ほどの伊那紬の
生産工房があったが、現在は1910年創業の
久保田織染工業が唯一の製造元である。
絹100%
長さ約3.85m(長尺・お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
【 付属証紙 】
経済大臣指定伝統的工芸品
久保田染織工業の証紙(生産工房の証紙)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。