商品番号:1552116
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
人間国宝【 故:六谷梅軒 】氏の伊勢型を元に
御子息である二代目梅軒氏がともに掘り上げた伊勢型紙を用いた
厳選の良色柄の小紋のご紹介です。
シックな色彩に、細やかな点で表された繊細なデザイン。
卓越した職人の技が光る逸品でございます!
お稽古やおでかけなどのカジュアルシーンに
重宝いただけることでしょう。
ぜひお手元でご覧くださいませ。
【色・柄】
サラリとしなやかな印象のちりめん地は、
穏やかな草色。
お柄には鶸色の細やかな点を並べて「千成瓢箪」の柄を表しました。
染めたのは、染処古今の四代目・安江敏弘氏。
過去から現在までの匠の手を渡り制作された
本手付の江戸小紋でございます。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【六谷梅軒について】
本名:六谷紀久男
1907年 2月15日生
1955年 重要無形文化財「伊勢型紙錐彫」の保持者に認定
1973年 4月26日没・66歳
三重県鈴鹿市生まれ。
父と兄に伊勢型紙錐彫(きりぼり)の技術をまなぶ。
1919年に京都の兄・六谷芳方のもとで錐彫技術の
修行を重ね、1939年に独立。
鮫(さめ)小紋、通し小紋など、細密な紋様を得意とした。
1942年小宮康助のすすめで、さらに細密な
極(ごく)鮫小紋を研究。
1955年「第一回人間国宝(重要無形文化財「伊勢型紙、錐彫り」
技術保持者)」に認定(雅号 梅軒とする)。
※現在六谷梅軒の号は、息子の博臣氏が二代目として
1996年に襲名。
【 経歴 】
1907年 三重県生まれ
1919年 白子尋常小学校卒業
父である芳蔵に就いて伊勢型紙錐彫を修行
1933年 兄の六谷茂方より錐彫技術を習得
1939年 独立
1942年 小宮康助の勧めで極鮫小紋の研究に着手
1955年 重要無形文化財「伊勢型紙錐彫」保持者に認定
1963年 鈴鹿市の伊勢型紙伝承者養成事業の講師を務める
1972年 鈴鹿市文化功労者
表裏:絹100% 縫製:手縫い
八掛の色:柳葉色(ぼかし)
身丈(背より) | 154cm (適応身長159cm~149cm) (4尺0寸7分) |
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裄丈 | 67cm(1尺7寸7分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 48.5cm(1尺2寸8分) |
前巾 | 23cm(6寸1分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾34.5cm(9寸1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 軽い格式のお茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、
街歩き など
◆あわせる帯 袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。