商品番号:1551958
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
博多織の伝統と美意識を現代に伝える一条。
博多織の機屋さんの中でも昔ながらの作り方で、
熟練の職人さんたちが作品を織りなす名門、はかた匠工芸より
両面全通のひと品を仕入れて参りました。
張りがありながらしなやかで、きちんと締まりながら身体に添う、
博多ならではの風合いはそのままに、意匠性にもこだわり抜かれた一条。
正統の中に光る感性が、着姿に上質な陰影をもたらします。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
しゅっとしなやかな風合い。
黒色の地に縞が流れるように織り出され、一面に桜を織りなしました。
視覚にすっきりとした縦のラインを生み出し、
帯姿をより引き締めながらも、舞い散る桜がどこかやわらかな余情を残します。
染め帯のような優しさと、織帯ならではの強さを併せ持った絶妙な一本。
もう片面には幾何学的な市松模様が織りなしました。
西陣織とはまた違った趣きあるテイストを感じられることでしょう。
博多織でしか表現できない独特の風合いをお楽しみくださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%
長さ約4.4m
耳の縫製:かがり縫い
全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、お食事、お出かけ、行楽など
◆合わせる着物 色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。