商品番号:1551952
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
博多織の伝統を守りながらも、
現代の感性と用途に寄り添う帯づくりで評価される、
博多帯といえば…といわれるほど、織りに定評のある名門機屋、西村織物。
名門より透け感のある単衣から夏向けの八寸帯のご紹介です。
しなやかさと通気性を兼ね備え、見た目にも肌触りにも涼やかな一条。
経糸の張りと緯糸のしなやかさを絶妙に調和させた独自の織りは、
締め心地も抜群で長時間の着用でもゆるみにくいのが特長。
縞の表現も、技術と美意識が融合した西村らしい端正な表情です。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
博多ならではの張り感ある地風。
白磁のような淡いオフホワイトを基調に、藤鼠色を基調とした縞模様が織りなされました。
部分的に織り幅や畝の高さを変えることで生まれるリズム感は、
単調さを避けながらも帯としての静けさを保ち、上品で知的な印象を与えます。
控えめながらも凛とした佇まいは、盛夏のきもの姿を格調高く彩る名脇役です。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%
長さ約3.6m
全通柄
※名古屋トンネル仕立て
◆最適な着用時期 単衣・盛夏(5月下旬~10月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、お食事、お出かけ、カジュアルパーティーなど
◆合わせるお着物 付下げ、色無地、小紋、織の着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。