商品番号:1551916
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
さらり、肌に心地よい質感に染織の趣…
丁寧なものづくりで、味わい深く飽きの来ない秀逸な創作品を創作されている、
西陣【寺崎織物】さんが創作された、特選の御召着尺をご紹介いたします。
【 お色柄 】
すっきり、さりげなく、そして上質。
程よいシャリ感に、空気を含んだやわらかな質感。
わたあめのようにふうわりと軽やかな地は、
上品な灰色をベースとして、
波段の構図に、魚や雀、花柄などの意匠が織りなされております。
シンプルな佇まいに、最高のクオリティ。
帯合わせ次第では、さながら高級ワンピースのような感覚で、
少しきちんとしたお席にも気兼ねなくお召しいただけます。
さらには、ご友人とのお出かけや観劇、お茶席などにはもちろんのこと…
逸品しゃれ袋帯を合わせていただいても、素敵です。
どうぞこの機会をお見逃しないようにお願いいたします。
【 寺崎織物について 】
寺崎織物さんの創業は明治38年―
創業以来100有余年にわたり、
こつこつとものづくりを続けていらっしゃいます。
とくに…その真骨頂は夏・単衣物。
今は創作数が激減しております夏御召や紋紗、単衣に適した織のおきものなどを、
糸にこだわり、織にこだわって創作されております。
糸の性質を熟知し使い分け、
それにもっとも適した製織方法によって創作しております。
【 西陣御召について 】
特許庁地域団体商標登録(2007年3月)
京都市西陣地域に由来する製法により
京都市及びその周辺地域で生産された
先練り・先染めの糸を用いた御召縮緬織物
「御召機(おめしばた)」という専用の織機を用い
緯糸に御召緯(生糸を精練し先染めを行い
強い撚りをかけた強撚糸)を用いて織りあげた後、
湯に通して糊を落とし、幅を整えて仕上げる。
丁度小紋と紬の中間にあたる格の着物で、
男物の無地御召の場合は一つ紋を入れると茶席や
フォーマルなど略礼装として活用される。
御召も縮緬の生地比べると強撚糸を用いた
御召は湿気に弱く縮みやすいこともあるので、
取り扱いには注意が必要(ガード加工の推奨)。
現在では御召緯を使用しなくとも
西陣で織られた先染めの着物を「西陣御召」と呼ぶ。
絹100%
長さ約13m 内巾40cm (最長裄丈約76cmまで)
◆最適な着用時期 単衣・盛夏(5月下旬~10月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
◆合わせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。