商品番号:1551777
(税込)
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【 仕入れ担当 岡田より 】
人間国宝【 故:六谷梅軒 】氏の伊勢型による
味わい深い小紋に、伊勢型の裂を切嵌(きりばめ)にて
あしらった袋帯のセットのご紹介です。
お稽古やおでかけなどのカジュアルシーンに
重宝していただけ、ご年齢を問わず、
流行り廃りなくお召し頂けることでしょう。
【 お色柄 】
さらりとした質感の上質な縮緬地を墨黒に染め上げ、
濃い消炭のみの配色で、菊花を込めた鼓のお柄が
一面に染め上げられております。
また袋帯は六谷梅軒氏の代表的な宝亀や
笠松、菊唐草などのお柄が染め上げられた裂を
抽象的なデザインであしらっております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 六谷梅軒(重要無形文化財保持者)について 】
本名:六谷紀久男
【 生年・認定年・享年 】
1907年 2月15日生
1955年 重要無形文化財「伊勢型紙錐彫」の保持者に認定
1973年 4月26日没・66歳
三重県鈴鹿市生まれ。
父と兄に伊勢型紙錐彫(きりぼり)の技術をまなぶ。
1919年に京都の兄・六谷芳方のもとで錐彫技術の
修行を重ね、1939年に独立。
鮫(さめ)小紋、通し小紋など、細密な紋様を得意とした。
1942年小宮康助のすすめで、さらに細密な
極(ごく)鮫小紋を研究。
1955年「第一回人間国宝(重要無形文化財「伊勢型紙、錐彫り」
技術保持者)」に認定(雅号 梅軒とする)。
※現在六谷梅軒の号は、息子の博臣氏が二代目として
1996年に襲名。
【 経歴 】
1907年 三重県生まれ
1919年 白子尋常小学校卒業
父である芳蔵に就いて伊勢型紙錐彫を修行
1933年 兄の六谷茂方より錐彫技術を習得
1939年 独立
1942年 小宮康助の勧めで極鮫小紋の研究に着手
1955年 重要無形文化財「伊勢型紙錐彫」保持者に認定
1963年 鈴鹿市の伊勢型紙伝承者養成事業の講師を務める
1972年 鈴鹿市文化功労者
1973年 4月26日死去。享年66歳
表裏:絹100% 縫製:手縫い
◆八掛の色:黒・無地
【 袋帯 】
絹:100%
長さ:約m(お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
耳の縫製:袋縫い
身丈(背より) | 156cm (適応身長161cm~151cm) (4尺1寸2分) |
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裄丈 | 65cm(1尺7寸2分) |
袖巾 | 32.5cm(0尺8寸6分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈66cm(1尺7寸4分) 袖巾32.5cm(8寸6分) 袖丈53cm(1尺4寸0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 軽い格式のお茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 袋帯、名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。