商品番号:1550096
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
極限まで精緻な技術で織り上げられた160山亀甲。
通常の大島紬の数倍にも及ぶ手間を要する織密度は、
遠目にはまるで無地のように…
中でも希少となりつつある白のアンサンブルセットを仕入れて参りました。
お気になられておりましたら是非に、お手元にて、
その精緻極まる美絣を感じて頂けましたら幸いでございます。
【 お色柄 】
白大島紬特有のまろみのあるオフホワイトの地。
精妙に配された亀甲文がまるで霞のように浮かび上がって…
まるで絹そのものが光をまとっているかのような、透明感と品格に満ちた一枚です。
アンサンブルでの仕立て上がりとなれば、まさに完成された装いの究極形。
白大島の中でも160山となると、現代では作り手も限られており、極めて稀少な存在です。
今後ますます市場での流通が減っていくであろう希少な逸品を、
ぜひこの機会にご覧ください。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
【着物】
表裏:絹100%(縫製:手縫い)
※衿と衽のみ比翼付き
【道中着コート】
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
背より羽織丈97cm (2尺 5寸 6分)
裄丈70cm (1尺 8寸 4分) 袖巾35cm (9寸 2分)
袖丈48.5cm (1尺 2寸 8分)
前巾26cm (6寸 8分) 後巾29.5cm (7寸 7分)
身丈(背より) | 157.5cm (適応身長162.5cm~152.5cm) (4尺1寸6分) |
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裄丈 | 69cm(1尺8寸2分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 26cm(6寸9分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お出かけ、お食事など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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