商品番号:1550269
(税込)
(税込)
四季を通じて楽しめる、涼やかで凛とした表情。
博多織の紗八寸名古屋帯【カトルセゾン】
【 仕入れ担当 森田より 】
「カトルセゾン」とは、フランス語で「四季」を意味し、その名の通りどの季節にもふさわしい上品さと奥行きを兼ね備えています。
「四季を通して特別な空気を纏う」そんなコンセプトの下に作られた一本。
季節感を大切にしながら、長く愛用できる帯をお探しの方におすすめです。
【 お色柄 】
深い黒地に浮かび上がるのは、朝顔のようにも見える丸みを帯びた花模様。
青、紫、藍といった静謐な色合いが絶妙に調和し、洗練された大人の美しさを引き立てます。
紗ならではの透け感が見た目にも涼やかで、単衣や夏物との相性も抜群です。
織りは博多織の伝統技術によるもの。
繊細な捩り織によって、立体感と透明感が生まれ、軽やかさの中にも確かな格を感じさせます。
しなやかで締めやすい八寸帯は、普段のお出かけから観劇、食事会などのきちんとしたシーンにも活躍。
柄のバランスが絶妙で、前柄も後ろ柄も美しく見せてくれます。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%
長さ約3.6m~3.7m(お仕立て上がり時)
柄付け:全通柄
【 付属証紙 】
博多織工業組合の証紙
製織:筑前織物
◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お稽古、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 夏の色無地、小紋、織のお着物、浴衣 など