商品番号:1545094
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
伝統工芸士・神泉秀斎氏による、
大変贅沢な加工が施された特選訪問着のご紹介です!
総柄だけでも贅沢な仕上がりですが、
本品はさらにスワトウ刺繡まで加えられた逸品。
生地質の良さ、生地、染め、デザイン、
全てにセンスの感じられる素敵なお品でございます。
滅多とご紹介のない作家物ですので
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
薄っすらと浮き沈みする不規則な地紋を込めた丹後ちりめん地。
その地をシックな黒に染め上げ、
白上げにて一面に波頭文を表現しております。
さらにお袖やお裾には、
贅沢なスワトウ刺繡が施されており、
僅かに金糸による刺繍も施されて上品なアクセントとなっております。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが
仕付け糸も付いたままの美品です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 汕頭(スワトウ)刺繍について 】
相良(さがら)、蘇州(そしゅう)に並ぶ
中国三大刺繍のうちの一つ。
中国の広東省東部にある汕頭地方で
受け継がれてきた刺繍技術。
キリスト教の宣教師たちがヨーロッパの感性と
技法を汕頭に伝えたのがはじまりである。
隙間を開けて飾り糸を施すことから「絹の彫刻」
とも呼ばれ、生地を直接はさみで切り、糸を
引き抜くため、失敗が許されず、職人にとって
集中力が求められる刺繍技法。
主に二種類の方法があり、
抽綉(ツオシュウ):織り上がった生地の経糸、
横糸を数本引き、空間を開け飾り糸を通す技法
拉綉(ラシュウ):抽綉と同様に、生地の両サイドに
はさみを入れ、糸を引き抜くが抽綉ほど糸は引かず、
飾り糸を施す段階で空間を広げる技法
いずれも生地が丈夫でなければ行うことができず、
生産数は少ない。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
※檳榔樹(びんろうじゅ:紫みをおびた墨黒系のお色)色のカラー胴裏使用
※ガード加工済み
身丈(背より) | 161cm (適応身長166cm~156cm) (4尺2寸5分) |
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裄丈 | 68cm(1尺8寸0分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、パーティー、お付き添い、観劇 など
◆あわせる帯 袋帯、フォーマル向けのデザインの綴れの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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