商品番号:1527867
(税込)
【仕入担当 竹中より】
緻密に表現された古典の美しい意匠…
証紙はございませんが西陣物に間違いございません
華やかにセンス溢れる袋帯のご紹介です。
【商品の状態】
リサイクル仕立てあがり品として仕入れました
中無地にかわり結びの締め跡がございますが
よごれなどはないおおむね美品です
【お色柄】
荘厳に煌めく 朱金の箔地に
6通にわたり重なり合う縅模様に
菱天井取に ふっくらとした織味にて
牡丹や菊 梅 さくらなどの花模様を
多彩にちりばめました
その合間を飾り紐が翻り。。
大胆な意匠に緻密な織味。
所作で浮き沈みする金箔の煌きに
奥行く有るはなやぎを感じさせます。
古典文様をふんだんに用いてあしらわれた
大変豪華な仕上がりの一品です。
変わり結びで振袖、訪問着、色無地などに、
格調高い後姿をお楽しみください。
どうぞ、お見逃しなく!
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%金銀糸風のぞく 長さ4.17m
◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)
◆店長おすすめ着用年齢 10-40代
◆着用シーン 成人式 披露宴 パーティー 初釜
◆あわせる着物 振り袖 訪問着 色無地
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。