商品番号:1518241
(税込)
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【仕入担当 竹中より】
能装束唐織の大御所、山城機業店。
他とは明らかに一線を画する…すばらしい逸品唐織袋帯をご紹介いたします。
証紙など紛失されていますが
たれ裏のマークが山城機業店の証明となります
【商品の状態】
リサイクル仕立て上がり品として
仕入れましたが締め跡のわずかな
おおむね美品です
【お色柄】
「益幸扇松文」
しなやかな帯地は
上品に煌めく金の箔錦地を背景に
ふっくらとした唐織にて、
吉祥ムード漂う扇松の文様が織りなされました。
見た目麗しく、ひと目で心奪われるような・・・
伝統の意匠ながらも、ほかではまず見ることのできない、
卓抜した表現力で新鮮にあらわされております。
唐織の富貴なぬき糸はふっくらと。
逆に箔糸使いは奥に奥にと忍ばされ、そこで豪華さを演出。
本物だけがもつ存在感は、明らかに他とは異なる仕上がりです。
「能の幽玄美」という価値追求のなかで生まれたものが、能装束唐織。
応仁の乱以来、織技の面から支えてきた西陣の伝統を忠実に踏襲し、
帯という形に創作したのが、こちらのお品でございます。
彩り豊かに…極上の質感。
重厚かつリズミカル、そして壮麗にとけあう彩りの素晴らしさ。
能装束唐織の軽くしなやかな織り味を、ぜひお手元にてご照覧ください。
お値打ちに出回っている唐織のお品とは、その出来栄えが異なります。
本物をお探しの方に、自信を持っておすすめいたします。
どうぞこの機会をお見逃しないようにお願いいたします。
【 山城機業店について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.216
1918年(大正8年)創業
屋号:伊勢屋孝兵衛
西陣でもとりわけ唐織の技術で定評のある機屋。
大戦中に企業整備令により廃業、戦後9代目が
帯地製造を再開した。
1952年に株式会社に改組。
1997年に10代目に代替わりし現代に至る。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸等使用)
長さ4.35m(仕立て上がり時)
山城機業店
六通柄
◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 成人式、入卒式、結婚式、披露宴、パーティーなど
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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