商品番号:1512418
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【 仕入れ担当 中村より 】
織のお着物ファン、着物通の方へ!
手仕事だからこその完成度、高度な絣技術にて織り上げられた
特選小千谷紬のご紹介です。
一般には中々出回らないレアなお品!
ここまで繊細な技術を駆使した小千谷紬はもう滅多と見掛けいたしません。
今回問屋さんの長期在庫品として仕入れて参りました。
お目に留まりましたらお早めにお願い致します!
【 お色柄 】
全国でも、特に豪雪地帯として知られる越後・小千谷地方。
雪深く湿度の高い風土は乾燥を嫌う麻や絹の織物に適しており、
冬季の農閑期に副業として上布や縮などの織物が織り上げられておりました。
雪が多いだけに、半年近くも雪に埋もれて生活しなければなりません。
そうした厳しい環境が、手仕事の極みとも呼ぶべき織物を育んでまいりました…
なんとも風情に満ちた落ち着きある紬地は、
真綿の優しい風合いのぬくもりある仕上がり。
墨色から茶鼠色などを基調とした地色の変化で横段を浮かべ、
意匠にはこの横段に合わせて様々な唐花模様などが丁寧に織り上げられ、
お洒落に、味わい深い着姿を演出する一枚でございます。
【 小千谷紬について 】
小千谷紬は、緯絣の紬です。
緯糸全てが、絣糸。
様々な色彩の緯絣にベールのように経糸がかかり…
全体の色調が、本当にやわらかく優しい雰囲気に織りあがります。
まるで、染めのきもののように濃淡豊かな色彩表現。
一反の織物を仕上げるのに、どれだけの手間がかかることでしょうか...
もちろん量産など不可能です。
まずは、絣図案の制作そして定規作り。
板や紙に十数条の細かい溝を掘り、絣図案を転写します(図案を線状に分解)。
さらにその図案を、薄板を重ねたものを締めた定規のうえに転写(木羽定規)。
これによって、糸のどの位置に色が入れば絣模様ができるのかが決まります。
そして、糸作り。
繭を裂き、綿状にしてから糸にして紡ぎ、真綿の風合いを出します。
柄模様は、織る前の糸に木羽定規を合わせて、糸に直接染料を摺り込みます。
色止めの後、織幅の端の目印となる「耳じるし」を合わせながら織り上げます。
絵絣が美しく表現されるよう経緯の糸を固く機巻きし、
あとは丁寧にこつこつと機を手仕事で織ってゆくのです。
そうして織り上げられた努力の結晶とも言うべき小千谷紬。
美しい絵絣に、着れば着るほど感じられる、真綿のしなやかさが特徴です。
絹100%
長さ12.2m 内巾36.5cm(最大裄丈69cm)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 趣味のお集まり、お食事、お出掛け、街着など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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