商品番号:1491004
(税込)
【仕入担当 竹中より】
心を奪う意匠。
このようなお品とのお出会いはめっきりと減り…
西陣でも織機で織られた帯がかなりの数を占めております。
そんな中で、名門【龍村織物】より重厚感あるしっかりとした帯地、緻密な織技法、
その風合いだけでもただならぬ風格を漂わせる極上の手織りの一品を入荷いたしました!
滅多とご紹介できないお品でございますので、
この機会を何卒お見逃しなきようお願いします!
【商品の状態】
リサイクル品として仕入れましたが
締め跡もわずかなおおむね美品です
【お色柄】
「花喰舞鳥文」と名づけられたこちらのお品は…
味わいある梅鼠の錦地に、正倉院ゆかりの花喰い鳥を織り出した高雅なムードの1点です。
橙色や薄浅葱色、若葉色、縹色、黄色など
独特の艶めきと金属糸の煌きと
その意匠がかもしだす普遍の美。
上品な華やぎと荘厳なたたずまい。
龍村ならではの仕上がりに思わず目をとめ、引きこまれてしまいます。
龍村らしい絶品の箔糸遣い。
安定感ある仕上がりをご覧いただけることでしょう。
龍村流の古典文様の美をご堪能くださいませ。
名門の名に恥じないひと目でわかる名門龍村の織美への感性。
独特の緻密で大胆な、歴史に残る卓抜した芸術美は本当に見事です。
終生ご愛顧いただける作品として、どうぞ大切にお締めくださいませ。
どのような場でも自信をもってお召しいただけることでしょう。
お色柄、地風ともに大変素敵なお品です。
お手元でご愛用いただける一品となりましたら幸いでございます。
【 龍村美術織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.644
1894(明治27)年創業
初代龍村平蔵氏より連綿と受け継がれた、「独創」
「復元」「美的感覚」の三要素を帯づくりの
基本精神に据え、古代織物の研究と復元を基盤に
美術織物という新しい分野を確立した。
帯に始まり、小物やタペストリー、緞帳など
その製織品は多岐にわたる。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100% 金銀糸のぞく
長さ約4.33m
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、パーティ、様々な式典、音楽鑑賞など
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付け下げ、紋付き色無地、
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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