商品番号:1488866
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
西陣の織処<辻梅機業店>より
意匠の一部に竹屋町刺繍を施した、
特選九寸帯名古屋帯をご紹介いたします。
なんともセンス溢れる一条に仕上がっております。
色無地や小紋、紬のおきものなどと、
素敵なコーディネートにご活用頂けます。
この機会をお見逃し無く、ぜひお手元にてお愉しみ下さいませ。
【 お色柄 】
帯地は地模様に蔓草文様を込めたしなやかな風合い。
お太鼓柄には、清雅な白色の帯地に映える、
爽やかな色彩で華文を施しました。
穏やかに艶めく箔の光沢感…
ユニークなお柄、立体的な表現。
さりげない竹屋町刺繍の煌めき。
ストーリーを感じさせる、個性豊かなデザインをお楽しみ頂きたい一品。
【 辻梅機業店について 】
昭和37年創業の西陣機屋。
戦後、いち早く力織機や紋意匠へのコンピュータの導入に踏み切り
幅広いデザインの帯の制作を先駆ける。
現在では、名古屋帯を中心に振袖用の帯などを制作し、
継続して新たな伝統産業の形を創り育てているメーカーです。
【 竹屋町刺繍について 】
”丸竹夷に押御池(まるたけえびすにおしおいけ)・・・”と京都の人が
古くから通りの名前を唄う歌詞の中に出てくる、竹屋町通りで生まれた竹屋町刺繍。
今ではほとんど、竹屋町刺繍を製作できる職人さんがいらっしゃいません。
一針一針、調子をみながら緻密に縫い表されます。
箔糸を緻密によこに並べ合わせて、それをたての絹糸で上からとじるように、
等間隔で糸をわたしてゆく、本当に気の遠くなるような根気のいる伝統の技法です。
【 辻梅機業店について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.86
1934年(昭和9年)創業
1962年(昭和37年)設立
【 沿革 】
1972年 初代・辻岩吉滋賀県彦根で生まれる
1882年頃 京都西陣で織職人としての修行を開始
1897年 織職人として独立
1908年 岩吉の次男として梅次郎誕生
1934年 父・岩吉もとで織職人として修業をつんでいた
梅次郎が西陣の千本通上売立東入姥ヶ北町にて独立創業
手織の職人として織に携わりながら自ら商品を企画
販売し業績をのばす
1943年 徴用のため事業中断
1947年 手織で事業再開
1950年頃 業界ではいち早く帯を力織機で製作する技術を導入
1962年 会社組織として法人設立
株式会社辻梅機業店となる
1965年 振袖用フォーマル帯を中心に生産を展開
松園帯を商標登録してブランドとして展開
1982年 梅次郎長男の辻健之が社長就任
紋意匠にコンピュータをいち早く導入
株式会社デザイン工房設立
染色作家やブランドきものにコーディネートした製品を多数製作
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く) 長さ3.6~3.7m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.86 辻梅機業店謹製
※おすすめ帯芯:綿芯 お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 街着、カジュアルパーティー、お食事、コンサート・観劇、和のお稽古、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、織のお着物
★名古屋仕立て(税込9,350円※綿芯「松」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
この商品を見た人はこんな商品も見ています