室町の老舗、独特の意匠美を追求される
【 誉田屋源兵衛 】より、芭蕉半巾帯をご紹介いたします。
芭蕉の中でも中心に近い、内側の繊維「アバカ」を織り上げた帯地は
しなやかでほんのりとした自然な光沢感の美しい上質な素材。
麻独特のハリがありながら、バリバリとした扱いづらさの感じにくい
柔らかく結びやすい風合いに仕上がっております。
実に夏らしい、爽やかで自然の息吹を感じる面持ち。
麻、上布、自然布などの夏のお着物や浴衣などに合わせて、
目にも体にも涼やかな着こなしをお楽しみいただけます。
誉田屋さんの浴衣と合わせてのコーディネートもおすすめです。
【 芭蕉について 】
亜熱帯から熱帯地方に生育する植物。
芭蕉の大きな特徴は、麻より繊維が堅いため軽く張りがあり風通しが非常に良く、一層さらりとした肌触りがあることです。
糸芭蕉を繊維として使用できるまでには、原木を栽培することから始まります。
そこから、皮を剥ぎ、木灰汁で煮、しごいて不純物を取り除き、水に浸し、用途に合わせた細さに裂き、結び繋げる…
実に手のかかる工程を経て糸芭蕉の繊維が出来上がります。
芭蕉糸100%
長さ約3.75m 巾約16cm
◆季節 夏
◆用途 カジュアル