商品番号 1534510

【創業文化元年 菱屋善兵衛】 特選西陣織袋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「白梅」 古きを知る名機屋。 味のある意匠美。

売切れ、または販売期間が終了しました。


【 仕入れ担当 中村より 】
創業は文化元年。
200年を超える京の老舗、
菱屋善兵衛より、熟練の業師たちの手による逸品を仕入れて参りました。

代々受け継がれてきた技を結集し、忠実に現代に甦らせた作品。
お仕立て上がりで大変お値打ちにお届けさせていただきます。
どうぞお見逃しなくお願い致します。


【 お色柄 】
どなたがご覧になられても、ひと目でよきものとわかる…
打ち込みしっかりとした、それでいてしなやかな織りくちはさすがの一言。

  経糸(たていと)に愛を懸
  緯糸(よこいと)に情をからます

穏やかな赤茶色を基調とした錦地。
お柄には白梅の意匠を織りなしました。
古典のお柄でありながらもどこかモダンな要素も感じさせる独特のデザインセンスは
古代裂地の復刻を得意とする菱屋さんならではの仕上がり。

画面上でどこまでお伝えできるかわかりませんが、
まさに本物と呼ぶにふさわしい作品でございます。


【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
保管香がございますのでお届け前にできる限り落とさせていただきます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!


【 菱屋善兵衛(木野織物)について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.320
1804年(文化元年)創業

「菱屋善兵衛」を屋号とする西陣の老舗機屋。
現在、所蔵する古代裂地を復刻した袋帯を中心に、
西陣お召しなど時代に合った商品を提供している。

尾張国から入洛した木野善八(1806年没)が
初代とされ、現社長である木野善之で八代を数える。
二代目善兵衛が江戸後期に西陣の機業を二分していた
菱屋に入って織物業を習得、独立して菱屋善兵衛を
名乗り、1804年に創業した。
創業当時から帯地の他に相撲の化粧廻しも製織していたが
四代目以降は帯地のみに専心、ジャガード機を導入して
設備を整え、繻珍の丸帯を多く製織していた。
五代になると積極的に各種の帯を手掛け、一時は絽の
丸帯のみを作り、『絽ならば木野』とまで言われた。
大正期の経済恐慌で大きな痛手をおったものの、
1948年に後を継いだ六代目が堅実な経営と良い商品を
安く提供するをモットーにものづくりを続け、八代目の
現在に至る。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約4.4m
耳の縫製:袋縫い
六通柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期  10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事、お茶席など

◆合わせるお着物 洒落訪問着、色無地、小紋、織の着物など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

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(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 袋帯)