商品番号 1448849

【単衣着物は今がチャンス!】 【秦荘紬】 特選手織絣織り紬訪問着 櫛し押し絣 ≪単衣仕立て・中古美品≫ 「絣段紋」 希少な絵羽柄! 織手の情(こころ)がこもる素朴な織 身丈155 裄65

売切れ、または販売期間が終了しました。



【 仕入れ担当 吉岡より 】
ざっくりとした織の味わいをお楽しみ頂ける
秦荘紬の櫛し押し絣による絣柄のお品のご紹介です。

結城や大島などのメジャーな紬に比べ、織り上げられる数が
圧倒的に少なく、ご紹介数の限られる秦荘紬。

数が少ないがゆえに…どうしても知名度には劣りますが、
有名きもの雑誌にも度々取り上げられ、審美眼のあるプロや、
織物通に愛好家が多い織物。

彩り豊かな絣が味わい深い仕上がり。
特に希少な絵羽柄の一枚を仕入れて参りました。
中々ご紹介の叶う一枚ではございませんので、
どうぞお見逃しなくお願い致します。


【 お色柄 】
フシ糸の表情が味わい深い紬地に、
青青、黄、緑、茶、墨などの彩りの
櫛し押し絣で、装飾的な絣柄が
織りだされております。
地色はお裾からだんだんと上に灰色から淡くなり、
淡藍色なども用いて絵羽状に段暈しで織りなされております。


【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。



【 秦荘紬(はたしょうつむぎ)について 】
滋賀の織物といえば、「近江上布」と「秦荘紬」。
琵琶湖東岸よりほど近い、滋賀県秦荘町。

現在もその製反数は年々減り続けておりますが、
残った少数の伝統工芸士が、昔の技法、技術を受け継ぎ製作されております。
一反を織り上げるまでに掛けられる手間と時間を考えると、 心に熱く込み上げてくるものがございます。

ふくよかにふうわりと、実に軽やかな生地。
春に芽吹いたばかりの桑の葉を食べた蚕が作る春繭(はるご)の繭は非常に良質の糸を生み出し、大変珍重されています。
秦荘紬はこの春繭を綿状にほぐし、手引きした真綿糸を用います。

この風合いは手織りならではの証。
絹本来の素材感を損なわず、年数を経るごとに秦荘紬独特の色合いや風合いが深くなる、手織で織り上げた温もりのある逸品…

秦荘紬の絣柄は主に櫛押し捺染と呼ばれる手法で
絣付けが行われ、ボカシの効いた絣模様が特徴です。
もともとは近江上布の絣付けの技法ですが、
容易に多色に染め分けることができます。

その細部までのこだわり、飽きのこない味わいは秦荘紬ならでは。
着れば着るほど滲みでてくるような奥深い美しさは、
他のどんなきものにも表現できるものではございません。

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% 縫製は手縫いです。
背より身丈155cm(適応身長150cm~160cm) (4尺 1寸 0分)
裄丈65cm (1尺 7寸 2分) 袖巾32.5cm (8寸 6分)
袖丈49cm (1尺 2寸 9分)
前巾29cm (7寸 6分) 後巾31.5cm (8寸 3分)
居敷当なし・背伏せあり

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68cm (1尺 8寸 0分) 袖巾34.5cm (9寸 1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など

◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの名古屋帯 など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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