商品番号 1428060

【5万円均一】 【山岡古都】 特選墨染縫い取り小紋 ~染織美術品~ ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「吉祥有職文」 墨染独自のムード… 今は亡き名匠の特選品! 身丈158.5 裄66

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
染めのみのお品とはひと味違う、
織りと染めを融合させたこだわりの風情。
通好みのおしゃれスタイルを演出する、山岡古都氏の特選品を仕入れて参りました。

その独特の染色技術がつくりだす幽玄で奥行のある風合い…
氏が亡くなった今もなお、着物ファンを魅了してやみません。
どうぞお見逃しないようご覧下さいませ。


【お色柄】
上質ならではの重みが感じられる
しなやかな絹地を白鼠色に染め上げて、
その地に、縫取りの技法により一面を覆い尽くす
松竹梅や菱、青海波、地紙、団扇などの意匠が配されました。

ふっくらと織り出した凹凸ある意匠は
繊細な立体感が指からダイレクトに、そして目に繊細に伝わってまいります。

あふるるほどたっぷりとしたお柄を
あえてモノトーン調で表現していることで、
女性らしい草花意匠もクールに、かつ味わい豊かな雰囲気に…
他には無い、こだわりある佇まいとしていただけることでしょう。


【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【山岡古都について】
草木染めや古代染めの研究者としての知識を併せ持ち、
日本の染色界を牽引してきた工芸染色作家。
沖縄の伝統の染色工芸の発展に寄与するため、
1973年に沖縄で初の草木染紅型研究所「首里琉染」を創設した。

1951年 染織の道に入る。
1954年 古都草木染研究所を創設。
1968年 京都国際会議場に「伐折羅大将」(ばさらたいしょう)を描く。
1970年 日本万国博覧会 三菱未来館に草木染による宗達の
    「風神雷神」を描き、同協会より感謝状及び銅メダルを受ける。
1973年 沖縄の伝統染織工芸の改善発展に寄与する目的で、
    那覇市に伝統工芸館「首里琉染」を開設。
1975年 沖縄県石垣市に「八重山琉染工芸館」を開設。
    首里文化祭にて「琉球更紗展」を開く。
    全国日本学士会特別名誉会員となる。
1978年 社団法人日本伝統染織工芸協会の会員となる。
    沖縄県博物館会員となる。
1983年 NHKテレビ「伝統工芸と自然保護」にて首里琉染と
    八重山琉染を収録、放映。
1991年 紀宮内親王、「八重山琉染工芸館」を見学。
1992年 NHKドラマ「琉球の風」で衣装、小道具一式を時代考証の上、製作。

現在草木染紅型研究所「首里琉染」は山岡古都の
娘である大城裕美が二代目として活動している。

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% (縫製:ミシン縫い)
背より身丈158.5cm(適応身長153.5cm~163.5cm) (4尺 1寸 8分)
裄丈66cm (1尺 7寸 4分) 袖巾34cm (9寸 0分)
袖丈49cm (1尺 3寸 0分)
前巾24.5cm (6寸 5分) 後巾30cm (7寸 9分)

【裄丈のお直しについて】
≪最長裄丈≫ ミシン縫製のため現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、観劇、おでかけ、お食事など

◆あわせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

最近チェックした商品もっと見る(0点)もっと見る