商品番号 1413946

【貴久樹】 特選手紡手織ギッチャーシルク袋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「正波ぼかし」 アジアの手仕事を求めて… 失われつつある技法を現代に。

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
美しいキモノでおなじみ『貴久樹』。
追求したのは現代の街並みに違和感なく溶け込む作品。

野蚕糸の中でも最高級と言われるギッチャーシルクを使用した特選品。
世界の他の地域では生産できないムガ蚕の繭から糸をひいた後に残る空繭を木棒でたたき、
綿状になったそれを丁寧に糸状に紡いだ、
まじりけのないギッチャー手紡ぎ糸100%を熟練の技で手織りした創作品でございます。

証紙等はございませんがこの手触り、絹の光沢感。
展示会で何度も取り扱いさせて頂いておりますので、自信の目利きでございます。
どうぞお見逃しないようご覧下さいませ。


【お色柄】
素材感あふれる節糸の自然な表情に、繭自身が持つ、ナチュラルな黄唐茶色の濃淡。
自然の神秘が生み出した本当によいお色に仕上がっております。

野蚕糸特有のざっくりとした肌に軽く、しなやかな触り心地は格別のもの。
シンプルな横段でありながら、豊かな風合い感じられる都会的な印象に、大人の洒落心がくすぐられます。

流行すたりもなく、ずっと、本当に永くお持ちいただけます。
シンプルにこだわる感性の世界をご堪能ください。


【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【ギッチャーについて】
古来よりマハラジャや貴族のみが着用を許されたという、
高貴な絹の繭を無駄にしないよう、ギッチャーが生まれたといわれております。

そして驚くべきはその重さ。
一枚のお着物として約500g。
流石に裏地は別ではございますが、それでもこの面持ちからは想像できないほどの軽さ。
その軽やかなお生地に存在する空気が夏は涼しく、冬は暖かく。
こうしたゴールデンムガやギッチャー紬は、古来インドマハラジャの婚礼衣装に使用されたといいます。

天然野蚕糸から引いた生糸の内から出る自然の発色は、
神秘的でありながら素朴な力強さと、気品高い高級感を漂わせ、渡来特有の彩りが新鮮に映り、
軽くて爽やかなその着心地は、手仕事のぬくもりと優しさを感じさせてくれます。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約4.4m
耳の縫製:袋縫い
お太鼓柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン カジュアルパーティー、お食事、お出かけ、観劇、芸術鑑賞、趣味のお集まりなど

◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 袋帯)


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