【仕入れ担当 中村より】
絶えた技術を今の世に…
琉球の織物の歴史、ロマンあふれるお品。
【 読谷山ミンサー 】の半幅帯のご紹介です。
一糸一糸、手織りで丁寧に織り上げたその風情、
お目にとまりましたら是非ご検討くださいませ!
【お色柄】
しっかりと密に織り上げられた綿地。
お色は緑、橙色などのお色をベースに、
琉球の草花を思わせる明るい彩り。
銭花(ジンバナ)、風車(カジマヤー)、扇花(オージバナ)の
3つの花織の図案を元に、これらをアレンジして作られた
30種ほどの幾何学模様のパターンと、絣模様や縞模様を
組み合わせて生み出された独特のお柄。
織は串花(ぐーしばな)と呼ばれる、綜絖(そうこう)を用いず、
ヘラで開口部をつくって織り上げる花織に織り上げられております。
意匠の自然な凹凸によって生まれる陰影、大地に根ざした、
深みを感じさせる色使い、それらがあわさって表現された素朴な味わいは、
民芸味とやさしいあたたかみを感じさせます。
伝統の技に明るい色使いで仕上げられた素敵なお品…
木綿のきものや、紬、ちょっとした小紋、浴衣などなど。
カジュアルなおきものにあわせてお使いください。
良いお色のみ、厳選してのご紹介!
お手元でご愛用頂けましたら幸いです!
【読谷山ミンサーについて】
沖縄県中頭郡読谷村周辺で作られている織物でございます。
ミンは綿、サーは狭い帯という意味で、沖縄各地では
古くからこのような細帯が織られており、基本は幅10cm程度。
明治時代中期に読谷山ミンサーの生産は一時途絶えてしまいます。
その後、ほとんど幻のようになっていた読谷山ミンサーや
読谷山花織は、残っていた祭り衣装やお年寄りの話をもとに
1964年(昭和39年)頃より約10年の歳月をかけ、染織家の与那峯貞氏や
村の人々によって蘇りました。
綿:100%
長さ:約4.0m
幅:約15cm
【 付属証紙 】
経済大臣指定伝統的工芸品
沖縄県織物検査之証
沖縄県伝統工芸品之証
読谷山花織事業協同組合・読谷山ミンサーの証紙
◆最適な着用時期 一年中お召しいただけます
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、ランチ、お出かけ、ご旅行、行楽などカジュアルシーンに
◆あわせるお着物 小紋、紬など織のおきもの