商品番号 1395206

【本場奄美大島紬】 正藍大島紬着尺 7マルキカタス式 伝統的工芸品 「蚊絣無地」 お待たせしました、大島ファンの方へ。 超希少な藍大島の蚊絣。

売切れ、または販売期間が終了しました。

【 仕入れ担当 中村より 】
冴えざえとした藍の色彩。シンプルを極める極上大島紬。
正藍(しょうあい)の、美しくも整然と並べられた、蚊絣。

【本藍手織り】の最高級品をご紹介いたします。
圧倒的に生産数の少ない藍大島。
中でも絣合わせが細やかで手間のかかる希少な蚊絣。

藍の奥深き魅力を是非ともお手元でご堪能くださいませ。
本藍の深みあるお色、意匠センスともに間違いのない、逸品紬でございます。
織り上げ数の少ない白大島紬と比べましてもさらに圧倒的に数が少なく、
室町におりましてもめったとおみかけすることのない本藍の大島紬。

最近では織り手さんの高齢化が進み柄物と比べますと蚊絣はお柄が見えにく織りづらいことでめっきりと最近見なくなりました。
今後本当に数少なくなってくるかとおもいますので、
この機会を何卒お見逃しのなきようにお願い致します。


【色柄】
墨色に近いほど深い濃紺藍地に浮かぶ精巧な蚊絣。
通好みの方にも、きっとお喜びいただけましょう。
何ものにもかえがたい≪本物の美≫を感じ取っていただける逸品大島。
肌色を美しくみせてくれるそのお色目と、一面の意匠使いをお楽しみください。

藍の魅力は、不思議です。
じっとみつめれば、吸い込まれてゆきそうな不変性。
希少なお品ですので、展示会などでは必ず、コーナーの目付けとなります。
大島紬をもう何枚もお持ちの方にも、自信をもっておすすめいたします。

いついつまでも飽きの来ない表情と、文字では表現しきれないその奥行き感。
是非お手元でご実感いただきたく思います。
日本の染織の歴史が忍ばれるような素晴らしい出来栄えの作品を、
どうぞ末永くご愛用下さいませ。



【 藍大島について 】
藍で先染めした糸を締め機にかけ、絣筵にした後でテーチ木で染める「泥藍」。
対して、生糸を白いまま絣筵にして、藍染めをする「正藍染」。
今回ご紹介の藍染め大島は、地色が藍、絣部分は白色の正藍染め大島紬です。

大島紬は完成までに二度織られます。
一度目の締め機は、大島紬独特の精密な絣模様をつけるため。
上下の綿糸によってギュッと締められた部分は防染されて染料が入り込まないため、
その染まらない部分が絣になります。

絣模様をくっきりと作るためには、大変な力で締めつけ織り込む必要があるため、
昔からこの締め機は男性の仕事とされてきました。
それでも、図案に合わせて締め機にかける糸を調節して、確実に、
数ミリ単位の狂いもなく締め込んでいくというのは大変に緻密で根気がいる仕事。
ここで間違いが起こると絣模様ができなくなってしまうため、
力があるというだけではできない難しい仕事です。

そうしてつくられた絣筵を、丁寧に育てた藍の中へ沈めていきます。
最後まで沈めると、最初に沈めた端から順に静かに引き上げます。
絣筵をほどいて綿糸をのぞくと、細かい模様が染められたシマシマの糸が現れ、
そのシマシマが経緯(たてよこ)に組み合わせられて美しい模様となります。
一ミリ単位のズレも許されません。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ12.5m 内巾37cm(裄丈70cmまで)
本場奄美大島紬織物協同組合証紙
経済産業大臣指定伝統的工芸品証紙付き
※耳部分に絣が入っておりますが、その部分の抜いて37cmの内幅がございます。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご年代は問いません

◆着用シーン 行楽、お食事会、ショッピング、女子会、街着など

◆合わせる帯 名古屋帯、染め帯、博多帯、紬帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

お仕立て

お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+※胴裏7,260円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)

加工(湯のし、地入れ、紋地入れ)はこちら
(地入れ)


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