商品番号 1387106

【奥順 本場結城紬】 重要無形文化財技術使用 80山亀甲飛絣 地機・手紡ぎ 「蝶」 極上の一枚! 世代を超える織の馴染み… 現品限り、破格値でお届け… 

売切れ、または販売期間が終了しました。

【 仕入れ担当 中村より 】
この質感、この風情…
ふっくら、軽やかでやわらかく…
素材の質感、風合いは他に並ぶものはございません。

憧れの本場結城紬のお着物をご紹介いたします。
特に良きお色柄を厳選して仕入れて参りました。
さらにはこのお値段…
最近ではどんどんお値段も高騰しており、今回のように良色柄がお値打ちにご紹介できることは稀でございます。
この機会をお見逃しなくお願い致します。
まずはじっくりとご覧くださいませ。


【色柄】
こっくりと深い黒色の真綿紬地に、
絣糸を用いて、丁寧に作り上げられる亀甲模様。
あらわされたのは、蝶の舞う意匠。
シンプルでありながら、本当に贅沢な仕上がり。

糸を紡ぎ出すところから絣糸作り、織り上げ…と、
その工程ひとつひとつに思いを馳せずにはいられません。

洗い張り、仕立て直しを繰り返し、母から娘へと世代を超えて…
三代お召しになって味が出るといわれる素晴らしい地風は、
丁寧に紡いだ上質な真綿を使用しておりますので、本当にしなやか。

終生の友としての装いを。
歳月を経ることで生まれる織のなじみを、肌奥にしっかりとご堪能くださいませ。


【本場結城紬について】
日本三大紬に数えられる茨城県の伝統織物です。

糸づくりでは、蚕の繭からつくられた袋真綿を「つくし」と呼ばれる台にからませ、
この一端より職人が指先の魔術で糸を引き出します。
右手の指で内側へ糸を捻り、さらに左手で捻り戻しをいたしますので、
糸自体は平糸になって撚りがかかっておりません。
これが着れば着るほど風合いの良くなる結城紬の秘密です。

また、絣括りは経糸・緯糸を別々に目印の墨付けをして、木綿の糸でしっかりと絹糸を括ります。
括りが弱いと染料が括りの中に入り、綺麗な絣糸にはなりません。

地機の織り技法では、経糸の片側を機にとめ、
もう片側の手前の部分を枠に、きちんと糸を整列させた紐状のものを織り手さんの腰に巻きます。
経緯ともにピンと糸が張った状態で織り上げられるのではなく、
織り手さんが全身を使って経緯(タテヨコ)を調節して織り上げるので驚くほどしなやかに仕上がります。

平成17年6月3日、本場結城紬のラベルが新ラベルに生まれ変わりました。
現在「本場結城紬」に指定されるものは、以下の4つでございます。
(1)本場結城紬・平織り「地機」
(2)本場結城紬・縮織り「地機」
(3)本場結城紬・平織り「高機」(絣もの以外の無地と縞、格子のみ)
(4)本場結城紬・縮織り「高機」(絣もの以外の無地と縞、格子のみ)

なかでも、
<手紡ぎの無撚糸の使用、手括りの絣糸の使用、居座機で織り上げる事>
この三つの要件を満たしたものが
「重要無形文化財」の本場結城紬でございます。



■「産地地入れ」をおすすめいたします。

「フノリ」が用いられている他の産地の紬と異なり、
結城紬は、「うどん粉(小麦粉)」が用いられております。

それをきちんと取り除くことが、真綿ならではの風合いを出す一番の秘訣。
結城の産地にて、その一反一反を見極めながら、
職人さんが微調整しつつ進める地入れ(=湯通し)が必要不可欠。
産地に戻しての地入れは、ドラム缶約一本のお湯を用いて行われます。
(※税込12,100円・地入れ期間約3週間にて承ります。)

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100% 
長さ12.2m 内幅36cm(最大裄丈68cm)
本場結城紬検査協同組合登録商標・結城紬検査之証:地機
茨城県結城郡織物協同組合商標が付いております。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、お食事、街着、カジュアルパーティー、行楽など

◆あわせる帯 お洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯、半巾帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

お仕立て

お仕立て料金はこちら
地入れ2,750円+※胴裏7,260円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て26,400円(全て税込)
※国内手縫い仕立て
「大島紬・結城紬」+23,100円(税込)「左記以外の紬」+12,100円(税込)

加工(湯のし、地入れ、紋地入れ)はこちら
(地入れ)


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