商品番号 1385401

“毎日お得な掘り出し品!” 【本場大島紬】 7マルキ一元式・有色絣 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「花唐草文」 年々希少な藍大島! 繊細な有色のアクセント! 身丈152 裄64.5

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
伝統の技を日本古来のお色にて。
凛とした面持ちの本場大島紬のご紹介でございます!

大島独特の滑らかな手触りとシワになりにくい性質。
着れば着るほど着心地がよくなる素晴らしい風合い。
さらにお色にも深みが増して、母から娘へと…
大切に受け継いでいただけることと存じます。
お値打ちな機会をどうぞお見逃しなく!


【お色柄】
大島紬独特の泥染のシックな黒色の地に、
落ち着いた藍の彩りの絣にて織りなされた花唐草の意匠。
シンプルながら、趣を感じさせる構図を繊細な7マルキ一元式にてあらわしました。

年月で味わいが深まる大島の魅力を存分にご堪能ください。
藍独特の彩り、身に纏うたびよきものを召す喜びをしっかりと肌奥に伝えてくれることでしょう。

日本の染織の歴史が忍ばれるような素晴らしい出来栄えの作品を、
どうぞ末永くご愛用下さいませ。


【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【本場大島紬について】
大島ファンの方はご存知かと思いますが、
マルキとは、経糸の総数(1240本)に占める経絣糸の割合のこと。
つまり、マルキの数値が上がるほど経絣糸が多く入り、
経緯の絣合わせが難しくなります。
9マルキ、7マルキ、5マルキなどがあり、
その数が上がるほど、より手間隙のかかったお品となります。

また絣にも、「カタス式」と「一元(ひともと)式」がございます。

「カタス式」の倍の絣糸を使う「一元式」。
ひとつひとつの十字絣が柄行を表現し、
一つでも絣がつぶれていたりすると検査不合格となりますので、
熟練の匠にしかなしえない高度な技法が必要とされています。


また、大島紬は完成までに二度織られます。
一度目の締め機は、大島紬独特の精密な絣模様をつけるため。
上下の綿糸によってギュッと締められた部分は防染されて染料が入り込まず、
その染まらない部分が絣になります。

絣模様をくっきりと作るためには、
大変な力で締めつけ織り込まなければならず、
昔からこの締め機は男性の仕事とされてきました。
それでも、図案に合わせて締め機にかける糸を調節し、
確実に、数mm単位の狂いもなく締め込んでいくというのは、
大変に緻密で根気がいる仕事。
ここで間違いが起こると絣模様ができなくなってしまうため、
力があるというだけではできない難しい仕事です。

そのすばらしい絹糸は…
高機による手織りで、一糸一糸心を込めて織り上げられております。
一反を生み出すのにのに、シンプルな柄のものでも一ヶ月。
凝った柄行のものでしたら、数ヶ月の月日を要します。
数センチ織り上げては経糸をゆるめ、一本一本針で絣をあわせていく。
本当に気の遠くなるような仕事です。

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% (縫製:手縫い)
背より身丈152cm(適応身長147cm~157cm) (4尺 0寸 1分)
裄丈64.5cm (1尺 7寸 0分) 袖巾33.5cm (8寸 8分)
袖丈49cm (1尺 3寸 0分)
前巾23cm (6寸 0分) 後巾28.5cm (7寸 5分)
◆八掛の色:辛子色

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈67.5cm (1尺 7寸 8分) 袖巾34.5cm (9寸 1分)
※詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、お出かけ、お食事、お稽古、行楽など

◆あわせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯、半巾帯

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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