商品番号 1384194

【本場結城紬】 100山亀甲絣 地機・手織り ≪御仕立て上がり・中古品≫ 纏えば実感… 気品漂う良色本結城! 身丈160 裄64.5

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
100山亀甲飛絣にて綾なされた、絶品の美匠。
そのやわらかな真綿の質感。

証紙はございませんが、
この手触り、精巧な亀甲絣…
気品薫るお色と絶品絣に惹き込まれるハイセンスな本場結城紬をご紹介致します。
お目に留まりましたらどうぞお見逃しなくお願い致します。


【お色柄】
上品な薄紫色を基調にした、ふっくらとした地風の真綿紬地。
仄かに浮かび上がる菱模様を100山亀甲絣にて表しました。
この細かい細かい亀甲による意匠美。
卓越した絣技術が垣間見えます。

落ち着いた地色や、流行りのない意匠は、幅広い年代の方にご着用していただけます。
熟練した織り手が気の遠くなるような時間をかけて手織りした紬の凛とした贅沢さ。
身にまとえば、極上のひと品と肌で実感していただけることでしょう。


【状態について】
中古品として仕入れて参りました。
衿裏にホック錆、胴裏全体にうっすらと黄変がございます。
(※画像の黄色矢印の幅は1cmです。)


【本場結城紬について】
「重要無形文化財」の本結城は、
手紡ぎの絹糸の使用、手括りの絣、居座機で織り上げられる事、
この三つの要件を満たさなければ指定されません。

糸作りでは、蚕の繭からつくられた袋真綿を「つくし」と呼ばれる台にからませ、
この一端より職人が指先の魔術で糸を引き出します。
右手の指で内側へ糸を捻り、さらに左手で捻り戻しをいたしますので、
糸自体は平糸になって撚りがかかっておりません。
これが着れば着るほど風合いの良くなる結城紬の秘密です。

また、絣括りは経糸・緯糸を別々に目印の墨付けをして、
口にくわえた木綿の糸でしっかりと絹糸を括ります。
括りが弱いと染料が括りの中に入り、綺麗な絣糸にはなりません。

地機の織り技法では、経糸の片側を機にとめ、もう片側の手前の部分を枠に、
きちんと糸を整列させた紐状のものを織り手さんの腰に巻きます。
経緯ともにピンと糸が張った状態で織り上げられるのではなく、織り手さんが
全身を使って経緯を調節して織り上げるので驚くほどしなやかに仕上がります。

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% (縫製:手縫い)
背より身丈160cm(適応身長155cm~165cm) (4尺 2寸 2分)
裄丈64.5cm (1尺 7寸 0分) 袖巾33cm (8寸 7分)
袖丈46cm (1尺 2寸 1分)
前巾25.5cm (6寸 7分) 後巾29.5cm (7寸 7分)
◆八掛の色:鳩羽色

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈66.5cm (1尺 7寸 5分) 袖巾33cm (8寸 7分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、ご旅行、お稽古など

◆あわせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯、半巾帯

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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