【 仕入れ担当 渡辺より 】
紋織りの祖・名門「紋屋井関」より、
特選工芸袋帯のご紹介です!
長き伝統に培われたその技を、
じっくりとお手元でご堪能頂きたいお品。
他にはないものをお探しの方に、
自信をもっておすすめいたします。
お目にとまりましたら是非ご検討くださいませ。
【 お色柄 】
かろやかでよろけたような織の表情が浮かぶ黒地。
そこに、彩りの変化をみせる
燻したような幽玄な箔使いで、
牡丹唐草のお柄をゆったりと織り描き出しました。
気品を失わないその箔、彩りのバランス、
絶妙なデザインが知的でスマートな帯姿を
演出してくれることでしょう。
限られた色彩で、こんなにも表情豊かに織描き出す力量。
訪問着、付下、紋付き色無地などのフォーマルのお着物とあわせて、
名門のハイセンスを是非ご堪能くださいませ。
素材を吟味し、決して妥協せず、
伝統の織技術で丁寧に作り上げられた帯。
是非お手元で末長くご愛用頂けましたら幸いです。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 紋屋井関について 】
室町時代から500年以上続く日本の中で一番古い
歴史を持つ機屋。
四代昌庵が岡本尊行に紋織技術を伝授し、
西陣織が始まったとされることより、
「西陣織の始祖」「紋織の祖」とも呼ばれる。
現在は十九代当主。
1555年(元治元年)初代井関宗麟が日本で初めて
空引機を考案し、高級な紋織物国産化を完成させた。
公家や将軍・大名たちの装束を織る「御寮織物司」として、
宮廷文化を彩る逸品を織り続けた井関家には
「桐竹鳳凰麒麟文」を筆頭におびただしいほどの
古代裂が残されており、今日のものづくりの
礎となっている。
また、素材として絹糸は「宮糸」と呼ばれ、禁裏装束のみに
用いられた幻の糸(現在の14中生糸、極細で特に光沢性と
弾力性に優れている)を使用、金糸・箔はすべて本金・
本プラチナ・本焼銀を使用している。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.35m
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、お茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。