商品番号 1378778

【綴れ織の世界】 特選手織り明綴れ全通袋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「連珠狩猟文」 精緻な手仕事の逸品!

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
元々はかなりのお値段がしていたと思われる逸品。

本当に手の込んだ作りが成されており、
ご存知の方でしたらきっと驚かれることでしょう…
明綴れといえど、同じ人間なのですから、
これだけの意匠を織り上げるのにどれほどの時間と集中力が費やされたのでしょう…

精緻な織り上がりを存分にご堪能いただける…
明綴れ袋帯をご紹介いたします。

その細密度…並べて比べずとも、その差は歴然。
一度お手にしていただければ分かる極上の風合いを
ぜひお手元で体験して頂ければ幸いです。


【お色柄】
極細の色糸を縦糸に、綴れの要領で絡めて図柄を織り成す明綴。
柄部分は、1日に数センチしか仕上がらないという熟練の技を要する、細緻な仕上がりの一本です。

薄手に織り上げられた桑茶色の帯地。
お柄には、全通に渡ってにたっぷりと狩猟文の意匠が織り成されました。

まとめ上げられたくすみの色彩に金糸の煌めきが極上のアクセントを添え、
気品あふるる佇まいを演出いたします。

一色一色、丁寧に綾なされたお色の変化。
その色彩バランスは、まさに職人がなせる技。
そのいずれが欠けても成しえない美しさに出会える一品…

お召しになるおきものに
さりげない華やぎのある存在感を演出してくれる事でしょう。


【状態について】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【明綴れについて】
綴れ織は別名「綴錦(つづれにしき)」とも呼ばれ、横糸に数色の色糸を
使って、模様部分のみ織りつづるようにして模様を表していく織物。
模様のところでは、横糸が織り耳から織り耳まで通らずに、柄の輪郭に沿って、
まるで『つづら折り』のように蛇行して織り進められるので、『綴れ織』の名前がつきました。

その中でも、超極細の色横糸を縦糸に、綴れの要領で絡めて図柄を織り成す『明綴れ』は、
中国の明時代にその技法が発達したとされ、細やかな織物表現の極致は彫刻と見紛われるほどで「刻糸」とも呼びなされました。

仕事の軽い、安価なお品が一時出回り、『明綴れ』=『安い』と
いうイメージが昨今ございますが、
本来の明綴れは、日本の綴れの倍以上もの本数の経糸を駆使した細かいものであり、
特に柄部分は、1日に数センチしか仕上がらないという熟練の技を要するまさに職人の魂のこもった大変素晴らしきものでございます。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
耳の縫製:かがり縫い
全通柄
※関西仕立て

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、ご挨拶、ご入卒・七五三のお付き添いなど

◆合わせるお着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 袋帯)


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