【 仕入れ担当 渡辺より 】
時に耐える美しさ…
織物を生み出すということにおいて、これほどの理念を掲げ、
実現されてる機屋さんは無いのではないでしょうか。
ご存知、西陣屈指の名門【桝屋高尾】。
憧れの方も多くいらっしゃることと思います。
ねん金綴れの美しき…魅力に満ちる煌き。
シンプルな気品あふれる一条は、フォーマルに重宝すること間違いなし!
どうぞお見逃しなく!
【 お色柄 】
ただよわせる高貴な気品。軽くてしなやか。
豪華であるのにシンプルさを感じさせる絶妙な感性。
そっと手を触れてくださいませ。
真綿糸に箔を手で撚り合わせた糸を用いて織り上げます。
一度手にとられたらその締め心地の良さはやみつきになることでしょう。
ほかにはまずございません。
金をふんだんに含んだ桜色の濃淡の段模様の帯地に、松皮菱の文様。
角度を変えてそっと浮かぶ意匠は、さりげないからこその気品の面持ち。
もう一面にはシンプルな段霞模様を織りなしています。
究極に洗練された美、最高の着こなしやすさ。
仰々しくない確かな上質を、ぜひお手元でご鑑賞くださいませ。
留袖から訪問着、紋付色無地などにも、
高雅な女性の気品を演出してくれることでしょう。
まさに一生もの、代々しっかりと受け継いでいただける逸品でございます。
どうぞこの機会にお手元にてその比類なき存在感を、
お楽しみいただければ幸いでございます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 桝屋高尾について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.277
1960年創業
徳川美術館の裂を復元した後、研究考案された
『ねん金綴錦』と、芯糸に色糸を使った『彩ねん金』は、
東洋の繊細な金糸の美しさと西洋の金属の豪華さの
両方の特色を併せ持った織物として内外から高く
評価され、桝屋高尾の代名詞ともいえる作品である。
沿革
1935年 高尾弘(ひろむ)京都・西陣に生まれる。
16才で父・髙尾源之助を亡くしてからは伯父である
髙尾菊次郎に師事、西陣織の伝統の中でその技術と
感性をひたすらに磨き、1960年に株式会社桝屋髙尾を
設立した。
タレ先には高尾弘の『弘』が織り込まれている。
※2016年3月に高尾朱子による新作発表会が
京都にて行われ、この会以降タレ先に従来の
「弘」ではなく「桝源」と織り込まれている。
【 ねん金綴錦について 】
真綿の糸に金箔を巻き付けた特殊な素材を用いて
製織されており、特許を取得しているため
他の機屋は製織する事はできず、桝屋高尾だけが
制作できる唯一無二の製織技法である。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.4m
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、ご挨拶、ご入卒・七五三のお付き添いなど
◆あわせるお着物 留袖、訪問着、紋付色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。