【 仕入れ担当 渡辺より 】
この風格、この奥行きと世界観。
西陣屈指の機屋【 盡政 】による帯地に
中国刺繍にてお柄があしらわれた逸品袋帯のご紹介です。
細密な刺繍と、こだわり抜いて織りだされた帯地が
調和したお品で、このクラスの帯になりますと、
一般にはほとんど出回りませんので、お探しの方は
お見逃しなきようにお願いいたします。
【 お色柄 】
ほのかに金糸を織り込んだ黄朽葉色の帯地に、
一面の天神唐草を地紋に織り上げ、毛ほどに
細い糸を用いた中国刺繍による、宝尽くしを込めた
唐船が大胆に表現されております。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりました。
うっすらと締め跡がございますが美品です。
ご了承の上、お目に留まりましたらお値打ちにお求めくださいませ。
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織匠 盡政(じんせい)について
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西陣で修行をかさねた岡田陣が興した機屋。
15歳より西陣の名門河村織物で修行を開始、
その25年後の1993年に独立。
河村織物の先代、河村政夫への恩義の気持ちより
屋号に「政」文字を取り入れた。
創業としてはまだ若い機屋であるが、西陣でも屈指の
機屋として知られ、職人の手と心が織り成す手機に
頑固なまでに拘り、手機本来の味わいと、風合いを
兼ね備えた御絹(おきぬ)を織り上げる事に専念している。
その特徴は埋め機(うめばた)による製織で、
機場の土間を掘り下げ、機を地中に置くことで
年間通して湿度、温度を一定に保ち、緯糸の打ち込みを
均一にすること、素材に一切の妥協なく選びぬかれた
極細い生糸や昔ながらの技法で制作された箔を
惜しみなく用いて製織されている。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.4m(お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、パーティー、お付き添い、観劇 など
◆あわせる着物 黒留袖、色留袖、訪問着、付下、紋付き色無地 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。