【決算SALE】 【ハイオ花織】 織り：大城和子　 特選琉球九寸名古屋帯 美ら彩 「さとうきび」

【仕入れ担当　竹中より】

ここ数年で出回りはじめた希少な琉球の織物。
「ハイオ花織」。
琉球織物がお好きなお方でも、
ご存知のお方はなかなかいらっしゃらないかもしれません。
おしゃれ帯のコレクションに
ぜひご検討頂けましたら幸いです。



【お色柄】

南風原花織はぬきを足踏（花そうこう）で浮かして織る
「 クワンクワン花織」と縦糸に対し手作業で花糸をすくいあげる
「手花織」があります。
またタッチリ花織、照屋花織、
喜屋武花織、ヤシラミ花織、ロートン花織などがあります。

1960年アメリカのウィリアム・ハイオ神父の指導のもと
「 ハイオ花織」の原作が製作されました。
両面使用できる組織の織物です。
この織り技法はまだ年数が浅いもの（60年以上）ですが、
琉球に広まる新しき伝統の織物として若き織り工さんの表現力の試される織物として
現在は限られたルートで少しずつ販売されております。

おだやかなやや緑味をおびたさとうきびのような
薄クリーム色に共色と薄茶にて
横段調に　花織にて小花紋をちりばめた七宝つなぎ紋がならべられました。

豊かな風土が育んだやわらかな表情を、
ハイセンスな意匠性とともに、堪能いただきたく思います。
シャープな印象の中に、どこかふっくりとしたふくよかさ。

琉球織物らしい温かみをじっくりと感じさせてくれます。
民芸的でありながらも、どこかシンプルな横段や幾何学の構図。

お色の印象によって現代のシンプルな感性によく似合うお一つです。
今でも守られる手仕事の職人たちのぬくもりある織作品です。
どうぞ末永く受け継ぐ一品として大切にお持ちいただければと願うお品です。
この機会！どうぞお見逃しなさいませんよう。