商品番号 1370505

【大蔵ざらえ】 【千年工房 岡野】 本場筑前博多織八寸名古屋帯 手織 伝統工芸士・松浦長治 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「正倉院網代文」 名門の希少な手織り!

売切れ、または販売期間が終了しました。

【 仕入れ担当 中村より 】
博多織元【千年工房 (せんねんこうぼう)】より、
シンプルなデザインの特選八寸名古屋帯のご紹介です。

手織りの逸品が御仕立て上がりならではの価格にて!
総浮の技法にて伝統の意匠を織りなした逸品でございます。
お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ。



【色・柄】
ずばぬけて高い密度の経糸。
キュッキュッと響く博多帯独特の絹なりの音と締め心地の良さ。

正倉院宝物にある花籠に見られる、
竹材の網代縞を石畳に展開した文様を、
伝統の総浮の技法にて手織りで織り上げました。
お色もモダンなセンス光る一条です。

シンプルながらもセンスの良さがあふれだすような仕上がり。
袷の時期はもちろんのこと、軽やかに装いたい単衣のおきものにも
コーディネートしやすいことと思います。

お手元で末永くご愛用いただけましたら幸いでございます。


【 博多織の手織りについて】
およそ760年前、貿易港として賑わっていた博多より、
宋(当時の中国)へ旅をする人々の中の二人、
博多で承天時を開山した禅僧「聖一国師」と、
博多商人「満田弥三右衛門」は宋で織物や朱焼、箔焼、そうめん、
じゃこう丸などさまざまな製法を習得し、
帰国後人々に伝えましたが織物の技術だけを家伝とし、
これを「広東織」と名付け、さらに独自の技術を加えながら代々伝えていきました。
これが後に広まった「博多織」の由来です。

そして手織りと織機の違いはなんなのか。
まず圧倒的に打ち込みの回数が違います。
織機であれば緯糸を通す器具、杼(シャトル)が一度通るごとに緯糸を筬で手前に打ち込み、織り上げていきます。この筬で打ち込む回数が織機は一回に対し、手織りの場合は、織機と織手が一体となり、自ら杼を一度通すごとに緯糸を筬で約六回、
「カカン、カン、カン、カン、カン!」といったリズムで、実に力強く打ち込むのです。

その差は締めるごとに出てくるといいます。
手織りの博多八寸帯は、いついつまでも、そのしっかりとしたシャリ感、絹なり、風合いが損なわれることなくお役立ていただけます。


【 千年工房について 】
創業1897年博多織元・岡野。
織元としてのプライドと技術の伝統を守りながら、
ファッション進化の基本である「新しい出会いへの冒険心」を
テーマに、創作活動を続けていらっしゃいます。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約3.75m
柄付け:全通柄
【 付属証紙 】
博多織工業組合の証紙

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 9月の単衣から翌6月までの単衣、袷(あわせ)の時期

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 和のお稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事 など

◆あわせる着物 色無地、小紋、御召 など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 八寸帯)


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