◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。
◆中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
すくいならではの素朴な風情。
凛と際立つ、高貴な紫。
和姿のアクセントとなるような、
シンプルながら品良い存在感のある九寸帯をご紹介いたします!
「すくい」は西陣の織元で使われている専門用語で、
つづれ糸よりも細い糸で下絵に基づき経糸を
杼ですくうように織り成していくという、
大変手間のかかる細やかな織技法です。
そして用いられた「帝王紫」で染め上げた絹糸。
帝王紫とは、特殊な貝の色素(1グラムの染料を採るために2000個もの貝を必要とします)のことでございます。
その彩りの美と希少性により古代ローマなどでは、
高貴な位に就く者しか使用することができなかったと言われております。
上品なオフホワイトに金糸を繊細に渡して織り上げた帯地。
お太鼓には繊細に波濤に千鳥の意匠を織り描き出しました。
その織りの繊細さ。
色彩の美しさ。
上品に光をはらんで、帯一面に心地よい気品が漂っております。
シンプルながらも品格に満ちた面持ち。
とっておきの洒落帯としてお持ちいただきたいお品でございます。
お手元にてご愛用いただけましたら幸いでございます。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約3.6m
お太鼓柄
(関東巻か関西巻かで腹側に出るお柄が異なります。)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、ランチ、趣味のお集まり、旅行、お出かけなど
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、御召など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。