◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。
◆中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
うっすらと畳皺がございますのでお届け前にプレス加工をサービスいたします。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
知る人ぞ知る西陣の名門・小森織物。
自信をもっておすすめできる美しい古典の傑作帯でございます。
「小森の帯」といえば、おきもの通の方でしたらきっとご存知でございましょう。
その卓越した意匠力と織りの技術は、
問屋間でも高い定評がございます。
今回はその小森織物より、重厚な雰囲気を醸し出す本格派の一品。
美しい唐織の妙をどうぞご堪能下さいませ。
唐織。
それは、日本の染織技術を代表する絹織物の一つで、
絹糸をあたかも刺繍のように立体的に織り上げる技法です。
その起源は遡ること約1200年前、平安装束の唐衣に用いられた、
浮織組織の技法を進化させたものが起源であると伝えられています。
安土桃山時代には袖が小さく活動的な「小袖」が正装で採用されるようになり、
時代の活気を表すかのように 大胆な柄と絢爛豪華な小袖が貴重とされ、
なかでも戦国大名の夫人達が競って身に纏い 唐織の技法が開花した全盛の時代と言われ、現代の着物のルーツともいえる服飾文化が誕生しました。
桃山期以降、幾度と奢侈禁令が出され、贅沢を良しとせず、
煌びやかな唐織は表舞台から姿を消しますが、
細々ながらも能装束などを通じて唐織が織り続けられ、
現在では袋帯や打掛の技法として今日まで受け継がれてきました。
しっとりしなやかな帯地は凛と深い漆黒で織りなして。
意匠には優彩のふっくらとした緯糸で秋草のお柄があらわされました。
和の彩りを巧みに用いて、主張しすぎることなくお柄の中に品格を感じさせるまさに名門の織技。
秀逸なのは、その細かさ、その安定感。
織りを追求してきた、西陣の名門ならではの創作性溢れる一品でございます。
母から娘へ――時を越えて思いを同じくする…
代々受け継いで、末長く大切に大切に守ってゆく宝物として、
これほどふさわしい作品はございません。
訪問着、付下げ、色無地などとのコーディネートで、
どのようなフォーマルシーンでも決して見劣りする事のない一流の品格をご満喫いただけることでしょう。
多くご紹介できる機会はまずございません。
よきものをひとつ、とお探しの方にぜひおすすめさせていただきます。
どうぞこの機会にお値打ちにお求めくださいませ。
お見逃しなくお願いいたします。
絹100%
長さ4.35m
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
おすすめは10月~12月頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、お付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。