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【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈67cm (1尺 7寸 7分) 袖巾34cm (9寸 0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
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◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。
◆中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ。
織のお着物ファンの方に…
沖縄の伝統的工芸品【 本場与那国伝統織物 】。
風合い豊かな花織のお着物のご紹介です。
与那国の花織ならではの彩りとシンプルなデザインで、
ご年齢を問わずお召しいただける仕上がりでございます。
その織の表情、質感、是非お手元でご堪能くださいませ。
与那国花織はおよそ500年の間、織り継がれて参りました。
与那国織には、大きく分けて4つの織りがあります。
庶民の日常着だったドゥタティ(縞や格子柄の織物)、首里王府への貢納品として
納められていた花織、そして細帯のカガンヌブー(ミンサーのこと)、旅の無事を
祈って贈られたお守りシダディ(手ぬぐい)です。
与那国花織は、沖縄の伝わる他の花織と比べて文様の細かさが特徴。
また、基盤柄と縞柄に花織を組み合わせた華やかな模様構成も魅力の一つです。
「花織」の「花」というのは小さな四角い点の集まりのこと。
サイコロの5の目のように点を並べたイチチンバナ、4つをひし形に並べた
ドゥチンバナなど花柄の種類は10種類にもおよびます。その「花」が
経糸(たていと)の一部を浮かすことによって格子縞の平織面上
(ひらおりめんじょう)に浮かび、両面使用できることから
両面浮花織(りょうめんうきばなおり)とも呼ばれます。
そして、もう一つの最大の特徴は草木染めであること。
染料は、織り手がすべて島内から探してくるといいます。
同じ植物を使ってもこの土地の色に染まるので、まさにその土地限りの、
また染色は乾燥の差で変わりますのでその時一瞬限りの色彩美が込められる
織物でございます。
おだやかで、落ち着いた草木染の色彩。
落ち着いた薄藍とオフホワイトのヤシラミ格子地をベースに
花織による浮紋が織りだされております。
直線的な構図の中にも伸びやかな広がり…
草木の色合いがより布に深みを与え、
花の凹凸が奥行きを演出する。
南国の太陽のぬくもり、豊かな自然をそっと閉じ込めた
あたたかな織物、『与那国花織』。
お手元でご愛用頂ける一品となりましたら幸いでございます。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
背より身丈158cm(適応身長153cm~163cm) (4尺 1寸 7分)
裄丈66.5cm (1尺 7寸 6分) 袖巾33.5cm (8寸 8分)
袖丈49cm (1尺 2寸 9分)
前巾24cm (6寸 3分) 後巾30cm (7寸 9分)
◆八掛の色:墨紺・ぼかし
※ガード加工済のタグが縫い付けられております。
【 付属証紙 】
通産大臣指定伝統的工芸品(現:経済大臣指定伝統的工芸品)
沖縄県伝統工芸品之証
沖縄県織物検査済之証
与那国伝統織物協同組合の証紙
製織:長尾幸子
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。