【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70.5cm(1尺 8寸 6分) 袖巾35cm(9寸 2分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。
◆中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
正倉院御物から組紐の組織を研究し、
その組巾を帯巾まで広げることに成功した、
組帯の第一人者・伊豆蔵明彦氏率いる、ひなや工房。
残念ながら工房をたたまれた現在、新たな織り上げはございません。
通好みの表情豊かなお品を多く排出してきた中でも、
製織の少ない訪問着を仕入れて参りました!
大変希少な作品でございます。
お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ!!
伊豆蔵明彦氏は、正倉院御物に残る束帯(聖徳太子が刀をさげている紐)の組み紐の組織に見せられ、
長年の研究と試行錯誤の結果、
7~8cm幅までしか組めなかった組み紐を帯幅まで広げることに成功されました。
現在ではタペストリーや段通まで組み上げ、
その作品は国内外の高い評価をうけています。
単純なバイアスの無地を帯幅まで組むのに300以上の玉数が必要で、
柄や組織によっては2400玉や9600玉など気の遠くなる玉の動きが必要となります。
新しい柄をつくるために組み機もそのつど新しいものを考案し、
機から創作すると聞けば、その職人技をお分かりいただけることでしょう。
巧みな織りの技術を駆使して創作された御品。
どうぞご覧下さいませ。
程よい厚み、お着物とは思えない程しなやかな質感には驚かれる事でしょう…
シックな黒をベースに、グレーの濃淡で段暈しに織り上げ、
そこに金箔糸もまじえて横段をあしらいました。
浮かび上がりまた潜むかのように…
光の角度で表情を変え、和姿に極上の情感を醸し出す事でしょう。
さらにその横段の上には、組み織の菱模様のアクセントもあしらわれ、
さりげなくも創作性の高い洒落ムードを放ちます。
どなたが見ても一目で良きものとおわかりいただける組織美で、
一味違った味わい深い和姿をご堪能下さいませ。
お手元でご愛用頂ける一品となりましたら幸いです。
どうかお見逃しなきようお願いいたします。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
背より身丈164cm(適応身長159cm~169cm) (4尺 3寸 3分)
裄丈64.5cm (1尺 7寸 0分) 袖巾32cm (8寸 5分)
袖丈49cm (1尺 3寸 0分)
前巾23cm (6寸 0分) 後巾29.5cm (7寸 8分)
※ガード加工済み、ますいわ屋扱い品
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、観劇、音楽鑑賞、お出かけ、お食事、趣味のお集まり、お食事など
◆あわせる帯 洒落袋帯、綴れ名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。